癒合歯による永久歯への影響

癒合歯とは隣の歯とくっついて生えてしまう歯を言います。

癒合歯が多く見られるのが
・乳歯3〜4%
・永久歯0.3%
と乳歯の方がおおいのが特徴です。
詳しくは解明されておりませんが胎児の時期に乳歯と乳歯の芽がくっついたまま成長するという説があります。

癒合歯によって永久歯の数が少ない場合があったり 、永久歯の生え変わり時期に自然に抜けるのが難しいことがあり、癒合している境目は歯垢がたまりやすく虫歯になりやすいといったリスクがあります。

”️癒合歯の対応策として…… ”
癒合歯自体に問題は無い為、乳幼児の段階で無理にレントゲンを撮ることや治療は必要ありませんが、上記のようなリスクがある為 以下のことをオススメします。

●就学前頃にレントゲンを撮って永久歯の有無を確認し、歯の数によって起こりえる噛み合わせや歯並び等のリスクを踏まえて経過を観察

●︎レントゲンを確認して必要があれば癒合歯の抜歯

●シーラント(プラスチックで溝をコーティング)を癒合歯の境目にして虫歯のリスクを下げる

●︎定期的なフッ素塗布と歯磨き

受診の時期は3歳ごろからがオススメで、小児歯科医に定期的に、虫歯予防や歯並びについて経過を観察してもらうのが良いでしょう。

癒合歯について少しでもお悩みの際には、ぜひ岡崎のかけまちコミュニティー歯科へ

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