歯磨きは何歳から?

子供の歯磨きは、基本的には「乳歯が生え始めた頃」(早い子で生後6カ月程度)から始めればいいとされています。 しかし、それはあくまで「歯ブラシを使った習慣的な歯磨き」についてです。 お口の中を清潔に保つということに関しては、歯が生える前から意識しておく必要があります。ミルクや離乳食はいずれも虫歯の原因となり得ますので、できるだけ早めに開始すべきです。大人と同様、歯磨きは食後30分以降に行ってください。
子どもが自分で歯磨きしたあとは、必ずお母さまの点検磨きをしてきれいにしましょう。お口の中がよく見えるように子どもの後側に立ち、頭とあごを左手でそっと固定します。奥歯(段差のある6歳臼歯)、歯と歯の間、歯と歯肉の境い目など注意して歯磨きしてあげましょう。このとき、歯磨きに力を入れないように注意! そのためにもお母さまの肩から力を抜いてください。
しかし、1~2歳の時期は、歯みがきを嫌がることが多いのも事実です。そんなイヤイヤ期の子どもに仕上げみがきをするには、最初の環境づくりが最も大切です。仕上げみがきをする人、時間、場所をできるだけ毎日一定にするのがおすすめです!
一般的に、10歳から12歳までの間に、子どもが一人で歯を磨けるようになるとよいといわれています。親が確認したときに磨き残しが見られないようであれば、一人で磨かせても問題ありません。

また、定期的にブラッシング指導を兼ねてお口のケアをすることで虫歯のリスクが減りますので、歯磨きのご相談や治療の際には、お気軽にお越しください。

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