歯周病が全身疾患と関係があるというお話は聞いたことがあると思います。
「本当かな？」と感じている人もいると思いますので、少し具体的に紹介したいと思います。
【狭心症や心筋梗塞との関係】
分かりやすく関係のある疾患というのは、狭心症や心筋梗塞ですね。
多くの方がしっている病気だと思いますが、これは血管がとても深く関連しています。
歯周病というのはお口の中で歯ぐきが炎症を起こしたり、歯を支える骨を溶かしてしまう病気ですが、それと共に歯ぐきや顎周辺の毛細血管から歯周病の原因菌が全身の血管へ回ってしまうのです。その時に血管の内部にて悪さをします。血管の内部から刺激を与えてしまうことで、動脈硬化を誘発する物質を出して、動脈が詰まってしまう原因になるようです。
お口は食事を通して体内に栄養を摂取するための大切な器官でもありますし、食事や呼吸によって汚れてしまいやすい器官です。その器官として重要なところでもありますし、血管が通っていることで、消化器だけではなく、血管内や内臓全体にも通じているところです。
だからこそ、綺麗に清潔さを保っていくことが重要だと言えますね。
歯は何本もあるから少し減っても平気と考えずに、歯も大切ですがカラダ全体を配慮していきたいですね。
