全身の健康のために– tax –
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熱中症予防と水分補給
今回は、熱中症予防での水分補給についてお話しします。 夏真っ盛りのいま、熱中症予防はとても大切です。具体的な対策方法として水分補給が思い浮かぶ方も多いかと思いますが、何を飲んでもよいというわけではありません。 熱中症とは 熱中症と歯、体温の急激な上昇により体内の水分や塩分のバランスが崩れることで、体温の調節機能が働くなることによって起こります。具体的な症状としては、体温の上昇のほかにめまいやけいれん、頭痛など様々なものがありますが、重症度によって3つに分けられています。 ・Ⅰ度(軽症) 軽症であればその場での応急処置で対応できることが多いです。脳への血流が瞬間的に不足することで立ち眩みを生じ、大量に発汗します。また、発汗に... -
喫煙と歯
皆さんはたばこを吸われていますか? お酒などと同じような感覚で、休憩時間や口が寂しくなったときにたばこを吸う…という方は、まだまだ多いのではないでしょうか。 今回はそんな「たばこ」が歯に与える影響についての豆知識です。 ◆歯周病の原因にもなる?喫煙がもたらす影響 たばこの煙には数千以上の化学物質が含まれています。 喫煙者は、口が臭い・ヤニがついて汚いといった印象だけではなく、歯周病(歯槽膿漏)にかかりやすくなってしまいます。 しかも、通常の歯周病の原因とは違い、酷くなりやすく、更に治療しても治りにくいことがわかっています。 そして厄介なのが、たばこを吸うことで、歯茎の腫れや出血が、見た目上抑えられてしまうことです。 そのためたばこを... -
あいうべ体操のやり方
こんにちは。かけまちコミュニティー歯科です! 今回は前回、口呼吸の改善方法でご紹介した「あいうべ体操」についてご紹介していきますので、気になる方は是非ご覧ください。 イラストを参考に4つの順に口を動かしていきます。 1. 「あー」:大きく口を開く 2.「いー」:唇を引き、大きく口を横に広げる 3.「うー」:口を前に突き出す 4.「べー」:下顎へ向けて、舌を突き出す 上記一つひとつの動きを5秒かけてキープします。 1日に30セットを目安に毎日繰り返すと効果的です。浴室等、湿度が高い場所で繰り返してみると乾燥せずお勧めです。最初の頃は思っているよりも疲れるかもしれませんので、2~3度に分けて試してみましょう。口の中が乾燥しない。 また、やりすぎは顎を痛める可... -
口呼吸の改善方法
こんにちは。かけまちコミュニティー歯科です! 皆さんは無意識のうちに口で呼吸していませんか? 今回は口呼吸になる原因やデメリット、改善方法についてご紹介していきますので、気になる方は是非ご覧ください。 ”口呼吸の原因” ・歯並び ・口周りの筋力が低下 ・姿勢 ・アレルギー疾患 ・口呼吸の習慣化 上記のように様々な原因が考えられます。その為、原因を探り改善していく必要があります。 ”口呼吸のデメリット” ・口臭の原因 ・睡眠の妨げ ・歯並びが悪くなる ・老化の促進 ・虫歯や歯周病になる可能性 ・免疫力の低下により風邪をひきやすくなる ”鼻呼吸のメリット” ・免疫力アップ ・睡眠の質アップ ・小顔効果 ”改善方法” ・サージカルテープを口に貼る:睡眠時に鼻呼吸の... -
顎関節症について
こんにちは。かけまちコミュニティー歯科です! 皆さんは口を開こうとすると顎が痛くなり、口の開閉をスムーズに行うことができない事や口を開け閉めすると耳の前方から音がする事はありませんか? 今回は原因や種類、治療法についてご紹介していきたいと思いますので、是非ご覧ください。 ” 一般的な原因 ” ・ストレス ・歯ぎしり ・強いくいしばり ・口内の頬をかむ癖 ・猫背 ・うつぶせ寝 ・頬杖 ・噛み合わせ ・硬いものを噛む ・偏りのある噛み癖 ・睡眠障害等 上記の他にも様々なきっかけが組み合わされ、症状が現れると考えられます。 ”代表的な顎関節症の種類” ・咀嚼筋痛障害:頬やこめかみが痛むのが特徴で口を開けたり閉めたりする筋肉に痛みがある ・顎関節痛障害:耳の中... -
口内炎を早く治す対策
こんにちは。かけまちコミュニティー歯科です! 皆さんは口内炎ができた時どうしていますか?早く治って欲しいのになかなか治らなくて心配になることもあるのではないでしょうか。今回はそんな時の対処法やなぜ口内炎ができてしまうのかをご紹介していきたいと思いますので是非最後までご覧ください。 ”主な原因” ・ストレス ・栄養不足 ・口の中を噛む ・病気の影響 ストレスや栄養不足:一般的に特に多くみられるのがアフタ性口内炎で、疲れやストレスにより免疫力の低下やビタミンB2が足りていない等が原因と考えられる口内炎です。見た目については表面は白っぽいかいようで周囲は赤みを帯びています。 口の中を噛む:物理的刺激(頬の内側を噛んでしまう、熱湯や薬品の刺激、入れ... -
歯ぎしり
こんにちは。かけまちコミュニティー歯科です! 皆さんは歯ぎしりはされていませんか?睡眠中におこる歯ぎしりや無意識におこなっていることが多いため、誰かに指摘されないと気づかない場合があります。しかし、放っておいてしまうと様々なリスクがあります。 具体的な例としては、下記4つがあります。 ・大きな歯ぎしりの音が原因で周囲に迷惑をかけてしまう ・歯がすり減り、折れてしまう ・歯周病の悪化 ・顎関節症 ”どの様に気づき、対処をすれば良いのか” 気づくポイントとしては、主に2種類となります。 「歯がすり減っている」「顎がだるい」 対策としては、「マウスピース」「ストレス解消」になります。 放っておくと悪化してしまうことがありますので、ご家族や友人から指摘... -
コロナと感染症予防について
現在国内の感染状況は「感染者数:87,043人」「死亡者数:1615人」 ※10月7日時点 現時点でもっとも効果的な予防法は、皆さんが日頃実施している、マスク、せきエチケット、手指消毒、手洗い、3密の回避、ソーシャルディスタンスなどの感染予防対策です。 厚生労働省が一般社団法人 日本環境感染学会のとりまとめとしてホームページで紹介している注意事項は8つ。 1.感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける 2.感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方(一人が望ましい)にする 3.できるだけ全員がマスクを使用する 4.こまめにうがい・手洗いをする 5.日中はできるだけ換気をする 6.取っ手、ノブなどの共用する部分を消毒する 7.汚れたリネン、衣服を洗濯する 8.ゴミは... -
ビタミンDと呼吸器感染リスクについて
ビタミンDは、筋肉や骨の成育を保つために必須の栄養素ですが、最近ではインフルエンザ、花粉症、呼吸器感染などへの対策として、免疫向上作用があると注目されています。 ビタミンDですが、実は紫外線を浴びることによって体内で合成されるものです。 しかしながら新型コロナウイルスの影響で外出自粛を余儀なくされ、今や多くの方がこのビタミンD不足に陥っている恐れがあります。 室内に留まりすぎることも、日光を浴びれずビタミンD不足になり逆に肺炎リスクを上げ兼ねません。 そんな時はサプリメントで代用することも手段の一つとしてありだと思います。 イギリスの医師会雑誌であるBMJに掲載された研究論文では、ビタミンDサプリメントにより急性吸気感染症のリスクが全体で12... -
注目を集める口腔がん
少し前、有名人の罹患で少々有名になり注目された【口腔がん】について、岡崎市にお住まいの皆さまはどのくらいご存知でしょうか。 口腔がんとは、お口周りにできるがんの総称であり、その部位は「舌」「歯ぐき」「口腔低」「頬の粘膜」「口蓋」「あごの骨」「くちびる」などで歯以外のどこにでもできるようです。 特に舌は全体の60%くらいができる部位とのことで、特に注意が必要な個所ですね。 口腔がんの特徴は「進行してから気が付く」ということです。 それは痛みがでにくく、本人が気が付かないという傾向がります。 もし、痛みがでるくらい進行してしまっていると、罹患した部位を大きく切除することになり、大きな外科手術が必要になります。 原因はいまだに特定されていません...
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