正しい歯磨きの方法

皆さんは歯の正しいブラッシング方法をご存知ですか?

歯磨きの最大の目的はプラーク(歯垢)を落とすことです。
プラークは生きた細菌の塊で、虫歯・歯周病などの原因になりますが、歯と同じような乳白色をしているため、注意して磨かないと磨き残してしまいます。

歯磨きによって、このプラークを取り除き虫歯や歯周病などにならないようにすることが大切です。

特に睡眠中は唾液が出にくくなり細菌が繁殖しやすい環境になってしまうので、寝る前の歯磨きはとても重要になります。

 

自分に合った歯磨き方法は?

毎日、歯を磨いているのに、なぜか虫歯になってしまう…このように思われている方は多いのではないでしょうか?

例えば歯医者さんに行った際、歯磨き後の汚れを赤く染め出してもらうと、実は磨き残しが多いということがあります。

また、歯並びの状態によっては、どうしても歯ブラシだけでは汚れが取りづらいこともあります。まずは、自分の歯の状態に合った正しい磨き方法を知ることから始めましょう!

 

歯ブラシの持ち方

歯ブラシはぐっと握りしめてしまうと力が入りすぎてオーバーブラッシングをしてしまう傾向があるので、鉛筆を持つ時のような持ち方で磨いてみてください。

これで力が頼りなく感じる方は普段から強く磨きすぎです!

歯垢はそれほど強く磨かなくてもきちんと当たっていれば取れるので、力を入れすぎないようにしましょう。

 

磨き方のポイント

歯を磨く時に大切なのは、まず口の中を鏡でよく見て、自分の歯の形や歯並びをよく知ることです。

奥歯の溝や歯と歯の間、歯と歯茎の境目などの歯ブラシが届きにくいところは、磨き残しが多いので、特に意識して1本1本を丁寧に磨くようにしましょう。

●ポイント1

歯に対してまっすぐ歯ブラシの毛先を当て、小刻みに振動させながら動かします。

●ポイント2

歯によって持ち方を変えたりして工夫し、1本ずつ磨くようにしましょう。

●ポイント3

前歯は歯ブラシを縦に入れて磨きましょう。

●ポイント4

歯と歯茎の間は歯ブラシを斜めに当てて、小刻みに振動させながら動かします。

●ポイント5

奥歯は歯ブラシを横から入れて1本ずつ毛先をしっかり当てて磨きましょう。

 

最後のチェック

歯ブラシが終わったら歯垢がきちんと取れているか舌でチェックしてみてください。

ツルツルとした面は磨けていますし、ザラザラの面は再度磨く必要があります。

特に前歯の裏面や奥歯の生え際は要注意ですよ!

 

いかがだったでしょうか。

お口の健康のためにも、まずは正しい歯磨きを身につけて、日頃から自分で予防することを心がけましょう。

一度きちんと歯科医院を受診して、ご自身に合った磨き方を直接指導受けてみるのもおすすめです。

歯の磨き方に関して不安やお悩みがございましたら、お気軽にかけまちコミュニティー歯科へご相談下さい♪

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