歯の基礎知識– tax –
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癒合歯による永久歯への影響
癒合歯とは隣の歯とくっついて生えてしまう歯を言います。 癒合歯が多く見られるのが ・乳歯3〜4% ・永久歯0.3% と乳歯の方がおおいのが特徴です。 詳しくは解明されておりませんが胎児の時期に乳歯と乳歯の芽がくっついたまま成長するという説があります。 癒合歯によって永久歯の数が少ない場合があったり 、永久歯の生え変わり時期に自然に抜けるのが難しいことがあり、癒合している境目は歯垢がたまりやすく虫歯になりやすいといったリスクがあります。 ”️癒合歯の対応策として…… ” 癒合歯自体に問題は無い為、乳幼児の段階で無理にレントゲンを撮ることや治療は必要ありませんが、上記のようなリスクがある為 以下のことをオススメします。 ●就学前頃にレントゲンを撮って永久歯の... -
歯磨き粉の選び方
こんにちは。かけまちコミュニティー歯科です! 皆さんは歯磨き粉を選ぶ際、何を基準に選んでいますか?今回は種類や効果等をご紹介していきますので、ぜひ参考までにご覧ください。 種類についてですが、下記の2種類があります。 ・虫歯予防用 ・歯周病予防用(歯肉) それぞれ有効成分が異なりますので、使い道に合わせてどの成分が適しているかで見分けて選びましょう。 虫歯予防用: ・フッ素が含まれているもの(濃度が高い程虫歯予防効果があり、日本では1450ppmが入っているものが上限になります) 歯周病予防用: ・殺菌成分が入っているもの(塩酸クロルヘキシジン(CHX)、塩化セチルビリジニウム(CPC)、イソプロピルメチルフェノール(IPMP)等) ・歯茎の引き締めに効果... -
歯磨きで本当に落とすべきものとは?
こんにちは。かけまちコミュニティー歯科です! 皆さんは歯磨きで何を取りますか?と言われたら何と答えますか? ネバツキ、食べカス汚れ、口臭と色々思い浮かぶものがあると思いますが、本当に落とすべきものは「細菌」なんです!口腔内の汚れは細菌の集合体。そんな"食べカス"がお口の中に少しでも残っていると...お口だけではなく、健康にも悪影響を与えることもあるのです。 食べカスにはたくさんの数の細菌がいます。磨きにくいところや歯と歯の間 歯ぐきの中など食べカスが少しでも残っていると細菌はものすごい速さで繁殖し細菌のすみかでもある「バイオフィルム」が作られてしまいます。 毎日歯を磨いているにもかかわらず 虫歯や歯周病になってしまう人も... ここで、歯磨きを... -
歯ぎしり
こんにちは。かけまちコミュニティー歯科です! 皆さんは歯ぎしりはされていませんか?睡眠中におこる歯ぎしりや無意識におこなっていることが多いため、誰かに指摘されないと気づかない場合があります。しかし、放っておいてしまうと様々なリスクがあります。 具体的な例としては、下記4つがあります。 ・大きな歯ぎしりの音が原因で周囲に迷惑をかけてしまう ・歯がすり減り、折れてしまう ・歯周病の悪化 ・顎関節症 ”どの様に気づき、対処をすれば良いのか” 気づくポイントとしては、主に2種類となります。 「歯がすり減っている」「顎がだるい」 対策としては、「マウスピース」「ストレス解消」になります。 放っておくと悪化してしまうことがありますので、ご家族や友人から指摘... -
正しい歯ブラシの持ち方
こんにちは。かけまちコミュニティー歯科です! 皆さんは正しい歯ブラシの持ち方をご存知でしょうか? 今回は2種類の持ち方についてメリット、デメリットをお伝えしていきたいと思いますので、是非最後までご覧ください。 1.グーで持つ(パームグリップ) ”メリット” ブラッシング圧が強く、力が弱い子供向き ”デメリット” ・細かなブラッシングには不向き ・歯肉を傷つける確率が髙くなる 2.鉛筆を持つような持ち方(ペングリップ) ”メリット” 力の調節がしやすく細かく磨けて、大人向き ”デメリット” 力が大きくは伝わりにくい 上記の様にそれぞれ特徴がありますが、一般的には力の調節がしやすいペングリップをおすすめしております。しかし、皆様の年齢や力によって磨きやすさが違... -
歯ブラシの交換はいつから?
こんにちは。かけまちコミュニティー歯科です! 皆さんは歯ブラシの交換時期についてご存知ですか? 今回は交換の目安や長く歯ブラシを使う際のデメリットについてご紹介していきます。 1.交換時期 磨く頻度は皆さんによって異なるかと思いますが、平均すると1日2回磨く方や1日3回磨く方が多いです。1日3回磨く方での交換目安としては約1ヶ月程度とされています。 また、歯ブラシを後ろから見て毛先が開き、歯ブラシの頭から出ている時も交換のタイミングです。 ”交換時期を過ぎても使うデメリット” ・歯周病や虫歯のリスク 歯ブラシの毛先が広がっていることにより綺麗に磨けず、汚れが残ることが原因で虫歯や歯周病になってしまいます。 ・細菌の増殖 古くなった歯ブラシには細菌が... -
永久歯がなかなか生えてこない時どうしたらいいの?
こんにちは。かけまちコミュニティー歯科です! 乳歯が抜けてしばらく経っているのに、永久歯が生えてこなくて不安になっている方がおりましたら、ぜひご覧になってください。 一般的な子供の歯の生え変わり時期は6歳から7歳頃で下の前歯から抜けていきます。 乳歯が抜けて8歳になっても永久歯が生えてこないと少し心配になってしまうかもしれませんが、歯の生え変わりの時期には個人差がありますので、ほとんどの場合は自然に生え変わります。 しかし、生まれつき永久歯がない場合や、何かしらの原因で永久歯が出てこれないという場合などは適切な処置が必要な場合がありますので、まずは歯科医院でレントゲンを撮って、永久歯の状態を確認することをおすすめします。 永久歯が生えて... -
ホワイトニングの種類
こんにちは。かけまちコミュニティー歯科です! 今回はホワイトニングの種類やメリット・デメリットについてご紹介していきたいと思います。 ・ホームホワイトニング 好きな場所やタイミングで歯を白くすることができます。ホワイトニングで使用する薬剤には、過酸化尿素が入っており、歯の表面に塗ってもすぐには効果が出ない為、時間をかけて内側から少しずつ白くしていくことが特徴です。 ”施術方法” 歯科医院で歯型をとる→自分に合うマウスピースを製作→マウスピースに薬液の入ったジェルを入れる→毎日数時間装着 メリット 1、処置1回の時間が短い 2、上下全ての歯のホワイトニングが可能 3、後戻りしにくく、知覚過敏が出にくい デメリット 1、効果が出るのに時間がかかる(... -
ホワイトニングについて
ホワイトニングとは歯を白くする処置のことです。 1.分類について ・歯を削って被せる機械的手法 ・薬剤を使って歯を白くする化学的手法 上記の手法があり、薬剤による化学的手法がメインになります。 2.薬剤による化学的手法について ホワイトニングで使用する薬剤については過酸化水素や過酸化尿素というもので、一定温度になると酸素と水に分解され、酸素が歯のエナメル質の色素と結びつくことで、着色物を無色透明に分解する仕組みになっております。 3.ホワイトニングの種類について ・ホームホワイトニング ・オフィスホワイトニング ・デュアルホワイトニング ・タッチアップホワイトニング 上記の種類があり、違いについては次回詳しく触れていきたいと思いますので、次回もぜ... -
歯の色について
皆さんは歯の白さに違いがあることを知っていますか? 歯の色には個人差があり、これは歯の質の違いによるものです。 私たちの歯は、外側からエナメル→象牙質→歯髄(神経)があります。 ・白色のエナメル質は半透明 ・象牙質は黄色っぽい色 上記の透明度や厚みの組み合わせによって歯の色が決まるため、それぞれ違いがでてきます。 日本人の歯は欧米人に比べてエナメル質が薄いため、黄色っぽい傾向があります。 真っ白な歯にしたい場合は、ホワイトニングが効果的です。こちらについては次の記事にて触れていきたいと思いますので、ぜひご覧ください。 歯の色でお悩みの際は、お一人で悩まず、ぜひ岡崎のかけまちコミュニティー歯科へ