今回は、口内炎ができてしまったときの対策方法についてご紹介します。
口内炎は舌や歯ぐき、頬の内側などの粘膜、唇に発生する炎症症状です。種類や原因も様々ですが、ウイルス性でない軽い口内炎であれば、生活環境を少し改善することで症状が緩和されることもあります。
生活環境を改善する
口内炎で最も多い「アフタ性口内炎」は、ストレスや睡眠不足、免疫低下などが原因とされています。そのため、規則正しい生活を心がけることで、症状が改善できることがあります。
・睡眠時間をしっかり確保する
口内炎が気になるときは、まずはしっかり睡眠時間をとり、身体を休めましょう。質の良い睡眠をとることで、身体の抵抗力や免疫力を高め、ストレスを軽減することが期待できます。就寝前にゆっくり湯船につかる、なども質の良い睡眠のためにできることです。
・お口の中を清潔に保つ
口内炎の予防や早期治癒のために大切なことは、お口の中で細菌を繁殖させないことです。そのためには、食後の歯磨きやうがいをこまめに行い、お口の中を清潔に保つようにしましょう。
・食事は刺激の少ないものを
辛いものや熱すぎるものなど、お口の中の粘膜を刺激するような食事はできるだけ避けましょう。口内炎が痛くて食事がとりにくい場合は、スープやおかゆ、茶わん蒸しなど、柔らかくなめらかな食感のものがおすすめです。
ビタミンを摂取する
口内炎の症状を緩和するには、ビタミンB1、B2、B6などのビタミンB群が効果的であるといわれています。これらを多く含む食品には、豚肉、レバー、青魚、うなぎなどが挙げられます。これらも取り入れながら、バランスのよい食事を心がけましょう。食事だけでは難しいという場合は、サプリメントを活用することも検討しましょう。
まとめ
口内炎は通常1~2週間で症状が改善されることがほとんどですが、2週間以上たってもよくならない場合は、そもそも口内炎ではない可能性も考えられます。その場合は、ただの口内炎だからと甘く見ずに、早めに医療機関を受診するようにしましょう。
当院では、患者様お一人おひとりのお口の中の状態に合わせて最適な治療方法をご提案いたします。
お気軽にかけまちコミュニティー歯科までご相談ください。