親知らずは、必ず抜かなければならないと思っている人が多いと思います。でも、そんなことはなく、立派に生えている方も、埋まり続けている方も多くいらっしゃいます。
岡崎市にお住まいの皆さまは、ご自分は何本の親知らずがあって、どんな状態かご存知でしょうか？
現在人は昔に比べて、相対的に顎が小さくなっていると言われています。その為に親知らずが正常に生える場合が少なく、抜歯をすることが多いのだと思います。やはり、どんな位置も歯も生えてくるスペースがなかったり、狭かったりすることで異常な生え方をする原因となります。
正常に生えてこないケースとして、斜めに生えたり、隣の歯を歯茎の中でぐいぐい押してたり、半分埋まっていたりなどがあります。そして複雑な位置にあることで歯磨きが行き届かずに虫歯になってしまうことがあります。また、不衛生な状態から、歯茎が炎症を起こしてしまったり、歯茎から膿が出てきたりという場合もあります。いずれも自然治癒で治ることはありません。
そんな場合だと、抜歯をするしかないので、少し怖さを感じる方もいるかと思います。
「親知らず」という名の通り、両親の世話にならない、大人の年齢になってから生えてくるような歯です。忘れた頃に意識することとなったり、悪さをしてない為に長く様子見状態であったりとするので、ほとんど自覚ないまま過ごしていると思います。
メンテナンスなどで歯医者へいった際には、改めてどんな状態かを聞いてみることをお勧めいたします。
磨きにくい場所の親知らずに対する歯磨きなども、お気軽にご相談頂ければと思います。
