入れ歯のあれこれ②

入れ歯についての悩みはつきないと思います。

 

寿命も長くなっているこの時代では、昔と比べて入れ歯を使い続ける期間も長くなっていますのでなおさらです。

 

入れ歯と一口にいっても、中にはインプラントを活用した入れ歯もあります。少し紹介しますと、

「インプラント オーバー デンチャー」といって、固定する歯や歯ぐきの代わりにインプラントを骨に埋入してその部分を支点とします。

 

入れ歯を歯ぐきで支えている場合、長年経過すると入れ歯の台座によって圧のかかる歯ぐきの内側の骨が衰退してきます。これは大きな圧力をかけることでカラダが危険を感じ、自ら骨を後退させて歯ぐきのクッションを求める作用が働くためです。

 

運動しないと骨が弱くなってしまうのと同様に、正しい刺激を受けないと顎の骨も丈夫になるわけではなく後退してしまいます。

入れ歯で食事ができるようになることはよいのですが、支えるのが歯茎であったり不安定な歯ですと入れ歯を作った時点から変化しやすいので、いずれ噛み心地が悪くなってきたりフィット感が薄れてきてしまいます。

 

歯を失ってしまった後は、その後の生活を考慮して対処方法を検討し、長い目で見てQOL(生活の質)を維持できるようにしていきましょう。

どんな相談もお受けいたしますので、お気軽にどうぞ。

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