岡崎市にお住まいで、矯正治療を考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
「矯正治療」と聞くと、お子さんの将来を考えてしていくものと連想される方が多いとは思いますが、実は最近は大人の方の矯正もとっても多いんです。
ひと昔前までは、大人っての歯並びは良くも悪くも個性として受け入れられていた様子があり、その為にちょっとでも悩んだ経験のある方はご自身のお子さんには同じような思いをさせぬようと、早くから矯正治療を考えてあげるという傾向がありました。
そして、大人の矯正治療も美容整形的な解釈をされて、大掛かりで、一大決心といった扱いを受けてきたと感じます。
小児矯正としては様々な治療方法が出回り、詳しい歯科医師であれば、その方の状況（症例）に合わせて、装置や方法を変えて提案さしあげるというカタチになると思います。例えば、前歯の永久歯が生えてきた段階ですと、ワイヤーを用いた治療方法を考慮するところを、もっと早期の段階では歯の並びだけではなく成長促進としての姿勢や習癖へアプローチするようなマウスピース型の習慣的治療をすることもあります。※小児の予防的発想の矯正はまた改めて触れてまいりたいと思います。
そして、成人では、抜歯やワイヤーを付ける治療だけではなく、透明で目立たないマウスピースを装着するカタチでの矯正治療がもはや主流となっています。
成人して社会人ともなると、お仕事中にプレゼンや商談といったよく発声するシーンも多いと思いますし、むし歯や歯周病予防としてしっかりとケアしていきたいという考えを持っている方も多いと思います。そんな方には必要時には取り外せるマウスピース型の矯正装置がとってもニーズに合っていますし、極端に目立つことがないために同僚や友人にはあまり気付かれることも少ない治療方法と言えます。
そもそも、歯並びというものは、ご本人の悩みやコンプレックスだけではなく、むし歯のなりやすさや歯周病リスクという側面で考えることもあります。歯科医院としては、永くお口の健康を維持して頂きたいという観点から、一定以上の歯並びの悪さは予防的な観点からも治して差し上げたいと感じるものです。
むし歯のなりやすさと歯並びの悪さは、厳密には直結しないと言われていますが、もし、ブラッシングのしにくさがあり汚れを落としきれない状況が長く続いている場合には、確実に歯周病になりやすいと言えます。将来的にご自身の歯を多く残し保てるかは、むし歯よりも歯周病の影響が大きいので、高齢になってもご自身の歯で食事をし、元気に過ごしたいと思われる方には矯正治療による不正歯列の是正というのは考えてもよいことだと思います。
しかし、そこまで深く考えなくても、笑った時に見える歯並びがキレイに整っていると、自然と爽やかな印象になりますし、ご自身としてもコンプレックスがないということは心理的な観点からも健康に過ごせると思います。特に「これは私の個性よ」と割り切りにくいと感じている方にとっては、他人には計り知れない想いだと思いますので、歯科医院にて一度ご相談をしてみてもよろしいかと思います。
当院でも、インビザラインというすでに多くの方が実は始めているマウスピース型の矯正治療を行っております。
どんな方でも、症例なんでもに適用できるものではありませんが、そこまで長期に渡らずに計画できる場合も多いので、是非とも一度ご相談を頂ければと思います。
