歯の基礎知識– tax –
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しらない事の怖さ
何事も知らない事って怖いですよね。 いきなり哲学的だったかもしれませんが、実はお口の中も「知らない」という事がとても怖いことなのです。 もしご自分で「虫歯にはなりたくない」と思って歯磨きを頑張って続けていても、ご自身の歯磨きで苦手なところを“知らず”に努力だけを続けていても、虫歯になってしまうかもしれません。これは、歯磨きが苦手なところに磨き残しがあり、積もり積もって虫歯の原因菌が育つ歯垢になってしまうという悪循環の始まりになってしまう怖さです。 上記のような方でも、定期的な歯科医院でのプロのケア処置を受けていれば、虫歯が進行せずに済むかもしれません。これも知らなければやらない習慣だといえます。ご自分のケアだけで... -
歯を残すことが”絶対”ではない
当院も同様ですが、歯科のトレンドとしては「自分の歯をできる限り残せるように予防しよう」ということなので、8020(80歳で自分の歯が20本ある状態を目指す)運動といわれるものもあります。聞いたことある方も多いのではないでしょうか。 もちろん大賛成ですし、積極的に推進しています。 ですが、稀に少し勘違いしてしまっている患者さんもいらっしゃいます。それは「極力というより、何が何でも残す。抜かない。」という具合です。 そんな歯の状態は様々なのですが、歯科医師として抜くこともやむを得ないと判断した歯を患者さんご本人の強い意向により残してしまうことがあります。このような対応というのは、実は良くないことも多いので、ある種リスクを背負ってし... -
痛いところと悪いところ
痛みを感じて来院していただく患者さんは多いです。そんな中よくあるのが、痛みの場所が悪い場所ではないことです。 歯科に限った話ではありませんが、神経が多く細かくめぐっている部分は自分が思っている部分から痛みが発生しているわけではないこともあります。 関連痛と言われますが、発生源から少し違う場所が痛いと感じることです。 また、患者さん自身では客観的に見えない部分であるために、痛みから具合や状態を想像して、その想像が膨らんだなかで少し勘違いを起こしてしまうことも相まっていると思われます。 勘違いが悪いとか、そういったわけではありません。見えない部分や神経が細かくめぐっているお口の中では、関連痛といわれる感覚が起こるとい... -
詰め物が取れてしまったら
岡崎市にお住まいの方々で、虫歯の治療をして詰め物をした方は多くいらっしゃると思います。 まさか、外れたり欠けたりしたまま放置はしてないですよね。 そんな方はなるべく早めにご来院頂き、治療しないと虫歯になってしまいますのでご注意ください。これは雪国で裸で外にいるようなものです。天然歯は表面が虫歯になりにくい状態ですが削ったところは、その表面コーティングがなされていません。人間の本来もっている虫歯耐性がない部分なので虫歯になりやすいのです。 防寒着もなく裸でいるようなものという意味が分かると思います。 では外れてしまった詰め物ですが、ご自分で持っている場合には必ず持参されたほうがよろしいかと思います。 支障がなければもう一度... -
耐久性という考え方
自費の治療でも、保険治療でも「どのくらい長持ちしますか?」と聞かれることがあります。 歯科医院として明言するには難しい質問ですが、患者さんのお口の状態や治療内容を鑑みてお答え差し上げます。 ご説明する中で共通する、確実にご理解頂きたいこととしては【治療後のメンテナンスによって、長持ち度は全く違ってくる】ということです。 治療をしていない天然歯も同じですが、20代や30代の方に対して「ここは75歳までは大丈夫ですが、それ以降は注意です」なんてことは一切言えません。ケアを全くしなければ簡単に若くして歯が抜け落ちてしまうことも考えられますし、今や多くの高齢者で80歳を超えても天然歯が20本以上残っている方も多いからで... -
問診票について
岡崎市の皆様が来院されると、必ず問診票を書いて頂きます。 これはどの歯科医院でも同じだと思いますが、皆さまはなぜ書いているかご存知でしょうか? 色々な目的があるのですが、患者さまにとってはアレルギーや過去の治療歴を伺うことが一番の目的となります。 アレルギーというのは、ささいなことでもありますが大変怖く、注意していかねばならないことです。患者さんの中には麻酔に対するアレルギーもあったりいたします。 以前、九州地方にて小児の患者さんが関わるニュースもありましたが、一説には麻酔アレルギーによるショック状態だったとのお話もあります。 特に体調がよくなかったり、体力的に注意しなければならないお子様やご高齢者は重要視していかねばな... -
詰め物の選び方
歯がしみる等と症状が出てしまい来院した患者さん、虫歯を削って詰め物をしなければならないとした時の詰め物の選び方についてです。 ここでは自費の詰め物を紹介いたしますが、もちろん保険でも丁寧にしっかりと治療をしていきますので、ご安心ください。 では、詰め物について。 歯科医院として一番にお勧めするのは金(ゴールド)での詰め物です。 理由は「虫歯の再発がしにくい」「触れ合う歯を限りなく傷めない」ためです。金というのは皆さんご存知の通り柔らかい金属です。 歯科の治療で用いる金も同様に柔らかくて、歯を削ったすき間にピタっとフィットし、噛み合わせた際の上下の歯(対合歯)と擦れても柔らかさにより傷つけにくいのが特長といえます。 ... -
日本と国外の予防歯科への認識の差
「予防歯科」 この言葉は日本でもよく聞かれるようになり、岡崎市にお住まいの皆さまも多少認識はあるのではないでしょうか??? でも具体的に何を指しているかというと、毎日歯みがきを忘れずにしようくらいに感じている方が多いのも事実かと思います。 これは、アメリカやヨーロッパ諸国の先生からとても驚かれます。全く意識が違うとのことです。 日本では上記のような認識しかないのは子供の頃からの指導や環境によるところであり、その親御さんが育った環境も予防歯科に関する特別なしつけを受けてないからだということです。 歯科の意識が先進的な国では、そもそも矯正を成長段階で行って、低リスクなお口にしようというようなところから意識が高いです。... -
口臭と虫歯の関係
口臭と虫歯の関係について たまに患者さまより「虫歯は口臭の原因になりますか?」と聞かれます。 全くないと言えませんので「ありますよ」と答えさせて頂くことが多いですね。 俗にいう口臭とは、原因となる臭いが色々とありますし、人によって気になるか否か、不快に感じるか否かは変わってくるので一概に言えないことが多いです。また気になる方はとても敏感に気にされるので、なおさら一概には言えないものです。 ですが、虫歯のある方は虫歯由来の臭いがすることは確かです。 我々、歯科医師や歯科衛生士は職業柄、この臭いは分かることが多いです。しかし、歯周病由来の臭いもあったり、過度な汚れによる臭い、内臓系の病気に関する臭いと、様々あるので確... -
虫歯を放置したらどうなるのか
虫歯を放置したらどうなるのか。 虫歯を放置することはとっても悪い影響を及ぼすので、危険です!! これから年末年始の少し長い休みに入られると思いますが、今年の痛みやお口のトラブルを年内に解決できなかった方は年明けには時間を作ってご来院ください。 さて、虫歯を放置するとどうなるか。 どんどん進行し、抜けてしまったり、抜かなくてはならない状態となってしまいます。 自分で見て気が付かなくても痛みが出た時点で治療していれば、自分の歯自体は残せた可能性があっても進行が進み過ぎてしまうことで残せずに抜く(抜歯)ことになってしまう等、影響が大きくなってしまいます。 もちろん、抜けば済む、というわけではなく、抜いた後も適切な...
