ストレスと歯の状態は関係する?

日々の生活の中で、様々な悩みを持ち、頑張っている皆さんにはストレスはつきもの。過度なストレスが体調を崩させる要因になるのは、おそらく皆さんも知っていますよね。

 

しかし、それ以外にもストレスは様々な身体部位に悪影響をもたらし、歯や歯茎にも悪影響を与えてしまいます。

そして、ストレスによる悪影響を最も受けやすいとされているのはお口の中なのです。今回は過度なストレスが招くお口の中のトラブルについて解説していきたいと思います。

 

1、虫歯

むし歯は、ストレスによる悪影響の代表的なものと言えるでしょう。

過度なストレスによって、お口の中の交感神経が働くと、粘性の高い唾液が多く分泌され、酸によって溶けた歯の表面が修復しづらくなります。

 

それに加えて、

・ストレスによる食生活の偏り

・暴飲暴食

・喫煙

が重なることによって虫歯にとてもなりやすくなってしまうのです。

 

【対策】

・ジュースや炭酸飲料など、酸性の飲み物は控える

・喫煙やアルコール、夜ふかしはNG

健康的な生活を意識してみてください。また、洗口液や糸ようじによって、歯ブラシが届きにくい部位のケアをすることも大切です。

 

2、歯周病

過度なストレスは、免疫力を低下させ歯周病の進行も早めてしまいます。

また、食いしばりや歯ぎしりの癖がある人によっては、歯や歯ぐきに力が加わることで、歯周病が重症化しやすくなってしまいます。

 

【対策】

歯周病の原因になるプラークを取り除くために、

・起床後

・昼食後

・就寝前

の歯磨きは最低限欠かさずにやっておくこと。

これは基本なのですが、精神的に重いストレスを感じている時は、ついつい入浴や歯磨きをしないという行動をとってしまう場合があるのです。

 

また、

・歯ブラシの大きさ

・毛先の硬さ

等、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。面倒な場合は電動歯ブラシを選んでも構いません。お口の中を綺麗に保つように意識しましょう。

 

3、口臭

気になる口臭・・・実はストレスがもたらす口臭もあります。

虫歯の原因は、過度なストレスによる粘性のある唾液が多量に分泌されてしまうことにありますが、口臭は、過度なストレスによる唾液の激減のせいで引き起こされてしまうのです。唾液が出にくくなると、口腔内の細菌の増殖を抑える効果が薄れてしまい、口腔内の細菌の活動が活発になってしまい、口臭が発生しやすくなってしまうのです。

 

このように3つ、ストレスが招くお口の中のトラブルを紹介してきましたが、全体を通して大切なのはやはり「ストレスの少ない暮らし」が一番です。

無理せずに健康的な暮らしを続けていきましょう!

 

また、定期健診をして口内環境が酷くなる前に予防するのがおすすめです。

歯周病や虫歯、口臭についてお悩みの際は、ぜひ岡崎のかけまちコミュニティー歯科へ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!