睡眠時無呼吸症候群を知っていますか?

睡眠時無呼吸症候群という病気、最近よく耳にするようになりました。

しかし名前は知っているけれど、

どういう症状で、どんな人がなりやすいのか、健康との関係、歯科との関わりなど

実のところよくわからないという方もおられるのではないでしょうか。

いびきのある方や日中眠気、だるさの強い方、肥満の方などは注意が必要です。

 

睡眠時無呼吸症候群とは?

 

文字通り、寝ている間に呼吸が止まる病気です。

入眠後、舌がノドの奥に落ち込むことによって空気の通り道が狭くなります。

この状態で呼吸をすると音が出ます。これがいびきです。

さらにノド周りの筋肉が緩み舌がより奥へ落ち込むと、空気の通り道がふさがり呼吸が止まります。

10秒以上の呼吸停止を「無呼吸」と呼び、これが1時間に5回以上あると

「睡眠時無呼吸症候群」という病気の診断となります。

 

さてここで、深呼吸せずに10秒間息を止めてみてください。

なかなかに苦しいと思います。これが寝ている間に何度も起こるのです。

人によっては20秒、30秒止まることもあれば、重症の方は1分以上止まっていることもあります。

体に悪そうだとイメージできると思います。

苦しくて深い眠りにつけず、脳は徹夜に近い状態になります。

すると熟睡感がなく、疲れも取れにくく、日中も眠気が続き日常生活に支障をきたすことにつながります。

交通事故との関連も取り沙汰されてますし、軽視できない病気なのです。

また、酸素の足りないストレスから血管収縮を起こし高血圧や、寝ている間の心筋梗塞、脳梗塞などの原因にもなります。

肥満の方は気道周りに脂肪が蓄積しやすく、気道を狭くするので無呼吸の危険因子です。

 

歯科医院でできること

 

睡眠時無呼吸症候群の治療法の1つにマウスピースを作成し、寝るときに装着していただくというものがあります。

このマウスピースは歯科医院で作成することができます。

ただし、睡眠時無呼吸症候群の診断を下すためには医科診療機関で行う検査が必要です。

したがって、医科の紹介状がなければ歯科医院で保険の治療用マウスピースを作ることはできませんのでご注意ください。

そしてマウスピース作成にあたりもう1つ注意点があります。

虫歯や重度の歯周病など歯科的な問題がある場合、そちらの治療を終えてからでないと作成することが難しい場合があります。

ですので日頃からお口の環境を整えておくというのはとても重要になってきます。

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