岡崎市のみなさまは、舌や歯肉、頰の裏、口の中の粘膜に、治りにくい口内炎などありませんか?
大半のものは1〜2週間ほどで治るか消えるかしてくれますが、中には1月経っても良くならなかったり、逆に大きくなってきたりする場合があります。
そのような場合は、1度歯科及び口腔外科への受診をお勧めいたします。
というのも、いわゆる悪性腫瘍(がん)である可能性も考えられるからです。
お口のがんの割合
すべてのがん(肺や胃なども含めて)に対するお口のがんの割合は1〜3%程度とそんなに多くありませんが、発見が遅れると予後が良くありません。
口のがんの中では約30%が舌にできる舌癌がもっとも多く、場所は舌縁(舌の横)が多いです。
続いて上下の歯ぐきにできる歯肉癌(約25%)。
その他口腔底(舌の下)、頬粘膜、口唇、硬口蓋(口の天井)など、割合は低いですがいたるところにできます。
男女比は3:2で男性に多いです。60歳代にもっとも多く、高齢になるに従って多く見られる傾向にありますので、日本の高齢化に伴い罹患率は増加しつつあります。
お口のがんの特徴
意外かもしれませんが、悪いものほど痛みを伴わないことが多く、自覚症状に乏しいです。
特に初期の段階では口内炎と区別がつきにくいものもあります。
以下にすぐにできるセルフチェックがあります。
(項目)
・2週間以上治らない口内炎はないか。
・粘膜のただれや赤い斑点はないか。
・こすっても取れない白い斑点はないか。
・しこりや腫れなどはないか。
(手順)
1. 明るい場所で鏡を用意します。入れ歯がある場合は外しておきます。
2. 上下の唇の内側、前歯の歯肉をチェック。
3. 頭を後ろへそらし、上あごをチェック。
4. 指で頬を外へ引っ張り、上下奥歯の歯肉と頬の内側をチェック。
5. 舌を前に出し、表面と左右、裏側もチェック。
口の中は肺や胃、大腸などとは違い、特別な機械を使うことなく直接見ることができます。
大切なのは早期発見・早期治療です。
気になる症状がある場合は、早めに専門医の診察を受けましょう。
