歯医者さんの専門用語04

今回もまた、専門用語についてふれていきたいと思います。

 

◆骨髄炎(こつずいえん)

骨の中の骨髄に起きてしまう炎症をさします。骨粗しょう症の方でお薬(BP製剤)を服用している方に、抜歯などの外科処置をした時に起きてしまう可能性があります。歯医者さんでは問診票でお薬を飲んでいるかを問われることが多いと思いますが、関係ないとご自身で判断せずに、服用しているお薬は全て申し出ていただくのが一番よいと思います。お薬の名前までご存知でない方も、どんなご病気のためのお薬かを伝えて頂くことや、今後通院する際には飲んでいるお薬を持参してお見せいただくと安心かと思います。

 

◆脱灰(だっかい)

予防歯科のすすめが様々なところで聞かれる昨今、聞いたことのある言葉かもしれません。これは歯の表面のカルシウム成分が外に溶け出す現象をいいます。むし歯の第一の段階ともいえます。響きは大げさですが、実は日頃から起きている現象であり、一時的に脱灰の状態にある方は起きやすいと言われる子供だけではなく大人でもそうなのです。お口の中は通常時は弱アルカリ性なのですが、食事をきっかけに酸性になります。この酸性の状態に脱灰が起きます。しかし、ご自身の唾液がもっている緩衝能という機能から弱アルカリ性に戻してくれるので、脱灰も自然に治ってきます。子供のむし歯予防としてフッ素を塗布することが多いですが、このフッ素は脱灰を回復してくれるひとつなので、脱灰対策に有効です。大げさに気にしないでくださいといわんばかりに書いてしまいましたが、むし歯の初期であることには変わりありませんので、歯の一部の白色の濃淡が気になった場合には歯医者さんで聞いてみるとよろしいかと思います。

 

◆咬耗(こうもう)

これは多くの方が聞いたことないかもしれませんね。上下の歯が噛み合わさってすり減ることです。皆様のなかにもご自分の歯をみて、犬歯(前から3番目の歯)が昔よりも尖ってないと感じたり、前歯のギザギザした部分が丸くなってきている実感をもっている方がいらっしゃるかもしれません。それらの減少が咬耗という現象です。生きて、食事をしている中ではごく自然なことですので問題のある症状ではありません。しかし、歯ぎしりが原因で過度な咬耗を起こしている場合には、将来的に不都合が起きてしまう可能性があるので、対処する意味で過度に当たる部分を丸く削ったほうがよい場合もあります。そして、この咬耗で表面が削れてしまうと、エナメル質の内側が表面に出てきてしまうことがあり、知覚過敏といった浸みて痛みの感じる原因になってしまうかもしれません。

 

◆歯ぎしり

多くの方はしっている歯ぎしりですが、その症状にも種類があるのはご存知でしょうか。それは、食いしばってしまう事と前後左右に動かしてしまう事の二種類です。食いしばりはクレンチングと呼び、動かすのはブラキシズムと呼びます。原因は様々で、ストレスからくるものもあるので、単なるクセといって片付けてしまうのは危険かもしれません。主に就寝中に起こるので、将来的に歯に悪影響を起こすようなことが想像できる場合には、寝ている間につける薄い素材のマウスピースをすることを勧められるかもしれません。

 

 

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