歯医者さんの専門用語05

今回もまた、専門用語についてです。

どのくらいご存知でしょうか!?!?

 

◆酸蝕歯

歯が食事などの酸でエナメル質が弱くなってしまっている状態をさします。テレビ番組や科学雑誌で卵の殻をお酢などの酸に付けておき、殻が溶けてしまって無くなるという画を見たことがあるかもしれません。まさにその状態がお口の中でも起きているのです。ちょっとやそっとの酸で起きるわけではありませんが、長時間置かれると起きてしまいます。そんな怖い酸から歯の大切なカルシウム部分を守っているのがエナメル質なのですが、エナメル質もまた酸に溶かされてしまうので、注意が必要です。唾液はこの酸性の状態から守ってくれる働きを持っているので、口呼吸で常に口が空いている状態で乾いていたり、飲み薬の副作用で口が渇くと、唾液の本来の働きが抑制されてしまい、酸蝕歯という状態を助長してしまうことがありますので、これまた注意が必要です。

 

◆知覚過敏

これは多くの方がご存知である言葉だと思います。しかし、深い知識がないと誤解を生みやすいと思います。それは、よく知られている通り、知覚過敏はむし歯ではありません。だからこそ、アイスクリームやかき氷を食べて浸みると「知覚過敏だ」と判断する方が多いです。しかし、その浸みるということの原因がもしかすると進行したむし歯かもしれません。また、浸みる原因は歯周病に関連した歯ぐきの後退かもしれません。ご自身で安易に判断せずに、昔よりも強い痛みのともなう浸みている状態であった場合には、歯医者さんで診てもらってほしいと思います。このように、歯医者さんへの相談をお勧めしている場合、必ず原因があり、場合によっては放置することが大変な結果を生んでしまうかもしれないということです。

 

◆口腔乾燥症

ドライマウスと聞くと知っている方も多いと思います。その名の通り、お口の中が渇いていることが常態化していることを指します。他の項目でも書いていますが、唾液には大切な役割が多く、人間にとってお口のトラブルを一番に防いでくれているのがご自身の唾液です。その唾液が渇いているだけではなく、唾液自体の分泌量が減っている症状のことを口腔乾燥症といいます。服用しているお薬の副作用かもしれませんし、カラダの状態かもしれません。そんな時には両あごの脇にある唾液分泌を刺激するツボやお口や舌を動かす体操をすると症状が改善すると言われています。

 

◆誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)

これは、身近な人で要介護者がいらっしゃる場合や、介護職についている方であれば知っていることが多いですね。少子高齢化が進む日本では、この「誤嚥性肺炎の対策」というのはとても重要になってまいります。これは、お口にいる細菌や唾液が胃液とともに肺に入ってしまうことで起きる肺炎をさします。肺炎自体が高齢者に多くおきるのは、本来胃に入るべきものが肺に入ってしまうからです。そして、炎症を起こすようなものが入っての肺炎は重症化しやすく、大変危険です。特に、普通の人のお口にも多くいる細菌は不本意なカタチでカラダに侵入すると必ず悪さをします。肺に入ることで肺炎を起こすように、歯周病をキッカケに血液中に入ることで他の病気を起こしてしまうような合併症の引き金になったりします。

 

 

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