歯医者さんのお仕事、色々

今回は今までとは少し内容を変えて、歯医者さんのお仕事について紹介いたします。

 

歯科医師免許を持った歯医者さんは、一般的には歯科医院に勤めていることが大半です。

これは、皆さまが想像している通りですね。

 

あとは、総合病院で勤務している歯医者さんもいます。

あまり知られていないのですが、特に急性期系の病院では口腔外科という診療科があり、そこに在籍している先生がいます。

もちろん虫歯治療などを行うことも多いのですが、お顔や頭部が関わる外科治療の時に他の診療科の先生と連携して患者さんの治療を行うような、ちょっと変わった役割を担うこともあります。

あまり知られていないかもしれませんので、病院に歯医者さんがいることを想像していらっしゃらない方もいますね。

 

あとは、災害時の支援で現場に向かうこともあります。

 

これこそ、あまり知られていないので驚かれることが多いのですが、災害などの緊急時こそ、歯医者さんが求められるのです。

 

そんな時に求められる役割は大きく3つです。

 

①応急歯科診療

②お口からの健康サポート

③身元確認への協力

 

①はもちろん虫歯や歯周病治療です。災害時などの非常事態では普段通り歯磨きができる状況ではないこともありますし、非日常であることのストレスからお口のトラブルに見舞われることも多くあります。

そんな事態にしっかりと処置ができるような環境を整備していくためにサポートするのです。

 

②は治療ではなく、予防についてですが、これも非日常でストレス状態にあるなかで、お口の健康からサポートしていくことで、カラダ全身の異常もなく過ごしていただくためです。

 

③も大切な役割です。

もしかすると、東日本大震災の時に知った方もいるかと思いますが、未曽有の震災現場などでは、不幸にも多くの方がお亡くなる場合があります。そして、大規模災害ですと、ご遺体の身元がすぐにわかることが少なく、所持品などの情報が全くなくなってしまうことも多々あります。

そんな場合には、ご本人を特定するためにお口から多くの情報を取って照合することがあります。歯型や治療の痕跡は歯科医院にて保管されているカルテから照合することができるものなので、発見されて身元が分からないご遺体には、丁寧にお口の情報を整理して、各歯科医院のカルテとの突合をしていきます。

そういったサポートを他の地域から派遣され応援にかけつけた歯科医師は協力に入るのです。

 

普段関わるのは当院のように、地域に根差した歯医者さんであることが多い皆さまは、歯医者さんにも色々な仕事があることを初めて知ったという方もいらっしゃると思います。

 

実は色々と活躍しているんですよーと言いたいわけではありませんが、医療の仕事としては幅広く活躍していることを少しでも知って頂ければ幸いですね。

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