岡崎市にお住いの皆様の中でも、口内炎に悩むかたは多いかと思います。
原因は特定しにくいもので、よくビタミン不足とは言われるものの、積極的にバランスの良い食事を心がけている方でも症状がでることもあるかと思います。
人によっては、全く口内炎にならないという方もいるようですので、不思議な病気だなと思います。
かなり激しい痛みが伴う、発症時には食事もままならないものの、数日経過すると自然と治っていることが多いので、我慢して放置するか市販の塗り薬を塗って様子をみる方が多いと思います。
そんな身近な口内炎ですが、実は怖い側面もあるようです。
通常は通日で治ると思いますが、１週間経過しても治らないなど、長くにわたって症状を感じているようでしたら、一度病院で検査をしたほうそうです。
口内炎はお口の粘膜の病気であり、もしかすると口腔がんの疑いもでてくるみたいです。
お口の中の粘膜の細胞は遅くとも２週間くらいで新しい物へいれかわる、新陳代謝が起こります。ですので、それ以上の期間で痛みの伴う症状が続くようであれば、その粘膜の病気にかかっており、それが原因で症状が出ている可能性があるそうです。
少し怖いお話をしてしまいましたが、かならずしも口腔がんではないと思いますので、極端に長い期間症状が緩和しなかった場合とご理解ください。
口内炎と一口にいっても、起因するものは色々と種類があるそうです。
例えば、アフタ性潰瘍というもの。これはステロイド軟こうを塗布すること治るそうですし、カンジタ症であれば抗真菌薬を塗布すれば治るそうです。お口の周りではありますが口唇ヘルペスも飲み薬で治ります。
ですので、上記のような対処ができれば問題ないでしょうし、それでも効果が認められないのが口腔がんですので、精密な検査が必要となってきます。
歯科医院は専門的な検査（細胞を採取しての組織検査など）はできない可能性が高いですが、色々と患者さんから相談を受けて診ることが多いです。一度ご相談いただければ、少し違和感があった場合など、大学病院を紹介することもできますので、安心していただけると思います。
我慢できる痛みかいなか、ではなく違和感があった場合には自己判断をしないで、身近な医療機関でご相談をいただくのがお勧めです。
