予防の常識について、後半です。
◆痛かったむし歯を治療したら、あとは安心!?
とっても重要なことです!実は、治療するために削って詰め物や被せ物をした歯は、安心できないところとなってしまいます。それは、多くの方に誤解されがちなのですが、削って詰めた部分は自分の歯と人工的な歯の境目があります。歯はエナメル質というバリアの役割をする表面なので虫歯が進行しにくいのですが、削った部分はそのエナメル質がありません。だからこそ詰め物や被せ物で覆っているのですが、厳密には細かいすき間がうまれてしまいます。そのすきまはとってもむし歯になりやすい弱点のような状態ですので、治療後も要注意ポイントとしてずっと残ってしまいます。一度でも削った治療をした場合は、その歯を失うようなことにならないよう、定期的にメンテナンスを受診したほうがよいといえます。
◆歯周病で歯が抜けたけどインプラントを入れたから安心!?
インプラント治療後の部位も、ご自身の歯と同様に歯周病には細心の注意をはらわなければなりません。インプラントは骨に直接埋めて、歯ぐきでおおわれています。従って、インプラントを支えている骨が溶けてしまうと、支えが弱くなったり、場合によってはなくなって、インプラントが抜けてしまうことがあります。かなり進行した場合の話なので数週間で起こるわけではありませんが、数年単位でメンテナンスができていない場合は、骨を溶かす原因となる歯周病が進行してしまっていることも多いので、要注意です。
「予防歯科」と一般的に言われて、多くの方の予防に対する意識がとっても高まったと感じます。歯科衛生士のスタッフから予防のご説明をさせていただいた際にも既にご存知でいる方も増えてきました。しかしながら、治療後のリスクにはあまり詳しくない場合が多いので、治療したら安心されてしまうこともしばしばです。
岡崎市にお住まいの皆様も、トラブルは起きないにこしたことないというお気持ちで、当院と一緒にご自分の歯を永く守っていきましょう!!
