歯医者さんの専門用語01

先日、患者さまから「う蝕」という言葉を聞いて、専門用語をよくご存じだなぁと感じました。

テレビコマーシャルや健康情報を取り扱うバラエティー番組でも、歯科に関するワードが出てくることも珍しくないかと思いますので、時代の流れなのでしょうか。

 

不定期ではありますが、専門用語の解説も記載することで、詳しく知りたい方には誤解なく認識して頂きたいと思います。

 

◆う蝕

これは、いわゆる「むし歯」ですね。歯医者さんのまわりでも虫歯と全て漢字でかかれることもありますが、正しくは「むし歯」と平仮名も使う表記のようです。これは、原因となるのが虫(昆虫)のようなものという誤解を生むという理由だとか!?う蝕とはカリエスとも言います。より専門的な表現ともいえますね。痛みの有無にかかわらず、一度カリエスを治療したのにもかかわらず、同じ場所が再度カリエスになってしまうことを二次カリエスといいます。この二次カリエスが怖いのは、またの機会で詳しくかきたいと思います。

 

◆歯周病

これはよく知られている言葉だと思います。細かく、進行する状態(軽度⇒中等度等)によって呼び名が変わります。歯ぐきが腫れている状態のことを「歯周炎」といいます。歯の周りに炎症がみられるということですね。歯周炎が進行し、歯ぐきの内側にある骨をも溶かしてしまい、歯ぐきが下がってきている状態を「歯肉炎」と呼びます。本来歯ぐきがあった部分の歯が見えてきてしまうことから、歯が伸びたようにみえたり、歯の補足くびれている部分がみえることで、歯と歯のすき間が目立つようになるという特徴があります。こうなると、ブラッシングをしている時等にご自身でもお気付きになる場合が多いです。

 

◆プラーク

このプラークという言葉もよく耳にすると思います。言い換えると「歯垢(しこう)」です。プラークとなってしまう原因は食べ物カスや汚れ、細菌の老廃物が蓄積した物です。プラークと呼ばれる状態であれば、歯ブラシやフロスで取り除くことができますが、それは場所次第となります。歯と歯ぐきの間に入ると、ご自身での手当てで除去するのが難しくなります。そして、時間の経過から固くネバついて、より取れにくくなったものがバイオフィルムという状態になります。

 

◆歯石

プラーク(歯垢)の進化系とでもいいましょうか、固くなって専門的な器具を用いらないと除去すら難しい状態になった石のような状態の汚れたちです。様々な細菌の住処にもなり、歯周病の原因菌の住処にもなることで、歯周病の進行を促す原因になるものです。歯ブラシでは取り除けないのですが、数日という短期間で出来るものではなく、数週間や一か月以上の時間経過のなかでだんだんと固まってきます。もちろん、食事の頻度やブラッシングの上手い下手、頻度によって差はあります。歯医者で定期的に予防メンテナンスを推奨している理由はここにあり、ご自身でのブラッシングの限界である深いすき間に数か月かけて固まった歯石があると歯周病になってしまうので、歯科衛生士さんの専門器具でプロフェッショナルケア処置を受けて頂きたいということです。

 

 

 

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