岡崎市にお住まいの多くの方に、予防メンテナンスとして当院に通って頂いています。
それでもなお、毎月多くの新しいむし歯をつくってしまって痛みがでている患者さんがいらっしゃいます。
そんな皆様へ、改めて【予防の常識・非常識】をお伝えしたいと思います。
その1)歯医者へ行くのはいつ?
「痛みがでたら」というのは間違いで、痛みや異常がないうちに通っていただきたいと思います。むし歯や歯周病で痛みが出てしまったら、かなり進行している可能性が高いです。そうなると削ったりと治療をいたしますが、おそらく元の状態には戻りません。削ったら被せ物などをいたしますし、歯周病は進行を止めていきますが溶けた骨は元には戻りません。
また、お口のトラブルで痛みが出た場合、少し時間があくと痛みが治まることがあります。しかし、原因は改善されていませんので、進行はし続けてしまいます。
その2)歯磨きをしっかりとしていれば、予防は十分?
実は歯ブラシによるブラッシングだけでは、どうしても取り除けない部分の汚れがあります。それは歯と歯の間、隣接している部分です。ブラッシングが上手で、歯と歯ぐきの間を丁寧に磨けている場合でも、歯ブラシの形状上、隣接面はどうしても磨き切れません。理想はデンタルフロスを使用して、この隣接面の汚れを落として貯まりにくく保って頂くのですが、毎食後にフロスを使用することはかなりハードルが高いのかもしれませんね。
その3)歯磨き粉は何を使っても一緒?
いえいえ。なんでもいいわけではありません。使わずに素磨きをするよりは、使用したほうがよいかもしれませんが、どうせ使うなら、是非ともフッ素が多く配合されたものを選んでください。フッ素配合の歯磨剤が普及してから、12歳児のむし歯本数は減っています。そして、フッ素は溶けたエナメル質を回復する性質があることも分かっていますので、是非お使頂きたいと思います。歯医者さんでも、市販の歯磨剤に配合されているよりも高濃度のフッ素を歯に塗布して差し上げることもできます。特にお子様のむし歯予防には大変有効なので、多くの親御さんがお子様のお口の健康を維持したくて定期的に通院頂いています。
また次回も書いていきたいと思います。
