こんにちは、院長の吉田です。
先週の台風24号が上陸した日ですが、医院のスタッフ総出で中川区の「おしむら歯科・こども矯正歯科クリニック」さんのセミナーに参加してまいりました。
ここのドクターは私の同級生なのですが、とても精力的に子ども達の健康を守る仕事をしておられます。
子どもの健康と歯ならびを学ぶためオーストラリアへ何度も足を運ぶという行動力には、見習うべきところがたくさんあります。
さて、昨今歯ならびの良いお子さんの割合はかなり少なく、昔に比べ虫歯は減ったものの、歯ならびの悪い(不正咬合)子どもは増加してます。
もちろん遺伝的な要因も0ではないですが、多くは環境的な要因に左右されていることがわかってきています。
つまり、虫歯や歯周病と同様、不正咬合も予防できる時代になってきています。
ただ、この環境的な要因というのは非常に取り除き難く、端的に書くと近代化による物質的経済的な豊かさというものが非常に大きな影響力を持っているのです。
実際、発展途上国の子ども達と先進国の子ども達では、その歯ならびに大きな違いが見てとれます。
発展途上国の子ども達にはほとんど不正咬合が見られません。
しかしながら今の日本人に昔のような生活を送れ、というわけにもいきませんし現実的ではありません。
ですから今の時代に合わせた正しい知識が必要なのです。
それとその知識を実践できるように教育のできる人材が重要なのです。
今回は、実際に子ども達へ現場で教育している方々のお話を聞きに行ってきました。
最前線で活躍されている方々のお話をスタッフみんなで聞くことができて、非常にためになるものでした。
どうもありがとうございました。