歯の豆知識– archive –
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メタルフリーのメリットとは
最近は歯科業界でもやっと、メタルフリーという考え方が浸透してきたと感じます。 岡崎市の皆さまもご存知でしたでしょうか??? メタルフリーとは、その名の通り「金属を使用しない」という意味です。従来から虫歯治療で使われてきた金属である金銀パラジウム合金を使わない考え方がそれにあたります。理由は金属アレルギーのリスクがあるためです。 溶け出した金属がカラダに蓄積することでアレルギー反応を起こし、皮膚の疾患として症状が出てしまうと言われています。 もちろん症状が出ない人もいますし、金属を入れてすぐには症状が出ない人もいます。しかし、治療後5年以上経過してから、体力の低下に伴って発症するという事例も多く出てきています。これは、あくまでリスクが... -
子どもの定期検診の重要性
幼児や小児の時代に健全な乳歯で過ごすことは、その後の長い人生を支える永久歯と生涯に渡り上手に付き合って行く上でとても重要になります。 永久歯に生え変わるまでの乳歯には、とても重要な役割があります。 食べ物を小さく噛み砕くことはもちろんですが、正しい発音を覚えるためや、あごの骨の成長を促進、顔の形を整える役割も持っています。 一番奥の乳歯が抜ける10~12歳ころまでの、子どもの成長において大切な役割を果たしているのです。 〜お子様には〜 ①歯科医院を身近に感じてもらう ②上手な歯磨きの習慣をつける ③歯のクリーニング、フッ素塗布 ④かみ合わせやあごの成長発育のチェック 〜保護者の方には〜 ①乳歯の役割と重要性をお伝えする ②仕上げ磨きのポイント ③食生活... -
虫歯にならないためにすべきこと
岡崎市にお住まいの皆さまへ伝えたいこと。 『虫歯にならないためにすべきこと』についてです。 最も大切なもの歯磨き(ブラッシング)を正しく行うことです。 そして同様に大切なのが歯科医院にて定期的に診察やクリーニングをしてもらうことです。 歯磨き(ブラッシング)というのは基本的なことですが、本当に正しくできる人はとても少ないです。 一度は染色剤を使って、磨き残しを赤く見えるようにするテストをしたことがあるかもしれませんが、その経験の通り全く磨き残しがないような歯磨き(ブラッシング)ができる人は少ないのです。それくらい難しいことなのです。 歯医者では、TBIというブラッシング指導をさせて頂くことがありますが、当院でも重要視しているのでよく行わせ... -
歯の本数
歯の本数が何本あるかを、普段から意識している人はあまりいないと思います。 大人の歯は、前歯から親知らずまで含めて、上顎16本、下顎16本の合わせて32本あります。 左右対称ですから、つまり左右で8本ずつ歯があることになります。 前から数えて3本目までが「前歯」になります。左右で計6本になるので「6前歯」と我々は呼んだりします。主に食べ物を切断する「包丁」の役割を果たします。 4番目から後ろの歯が「奥歯」になります。こちらは食べ物をすりつぶす「うす」の役割を果たすので「臼歯」と呼ばれたりもします。 親知らずが生えてなかったり、抜いたり、生まれつきない場合は奥歯は4本ということになります。 その場合は、前歯3本と奥歯4本の7本、左右で14... -
医療控除について
愛知県岡崎市の地域のコミュニティーを目指す、かけまちコミュニティー歯科です。 今回は医療費控除について紹介します。 多くの人が確定申告時期に一度は気にして、目にしたことがあるかと思いますが改めて意識をして頂いてもよろしいかと思います。それは、歯科医療費も控除の対象となるからです。 この制度は医療費の一部を所得税から控除の対象とすることができるというものです。 医療費控除を利用するには確定申告をするのですが、知らなければ上手に活用できないでしょう。簡単に書きますので、いざ活用を検討されている方は詳しくお調べください。 先ずは計算方法ですが、自分や家族にかかった医療費等の実質負担額が、年間10万円を超えた場合、その超え...