日曜日は、何かしらのセミナーに参加しているか走っていることが多いですが、今日は名古屋ウィメンズマラソンを尻目にセミナー参加してまいりました。
あいうべ体操というものを発案された今井一彰先生のお話を聴講してきました。
有名な先生のお話ということで、100人近くの受講者が集まりました。
さてタイトルの『〇〇育』という言葉を聞いて、何を思い浮かべますか?
保育、体育、発育、最近では食育なんて言葉もよく耳にします。
今井先生は『ソク育』という言葉を使われます。
ソクは、息、そして足、です。
息は呼吸、つまり鼻呼吸と口呼吸についてで、口呼吸の弊害や全身疾患との関連についてお話されました。
後半は足、主に足指の重要性、全身のバランスへの影響を実践形式で講義されました。
咬み合わせの不調和も、根っこは足指の不調和から来ている可能性もある、という歯科医目線からはついぞ思いつかない視点からのお話で、大変興味深く聞かせていただきました。
医者は口を診ないし、歯医者は口しか診ない
なんて揶揄されることもしばしばありますが、頭から足先までで一人の人間ですので、視野が狭くならないよう、日々精進していきたいと思います。