今般の大変な世相の中、岡崎市の皆様はいかがお過ごしでしょうか。
コロナとは確実に長期戦になります。
夏までは最低かかるでしょう。
もしくは引いては押し寄せてくる断続的な波のように、あるいは年内かかることも考えられます。
歯科医院というのは、今回のコロナウイルス禍とかは関係なくそもそもが感染リスクの高い医療業種です。
そして誰にとっての感染リスクかと言うと、我々歯科医師や歯科衛生士の感染リスクであって、患者さんへの感染リスクではありません。
大昔、我々にとって大先輩の先生方の時代から何十年もの間、エアロゾルやら院内感染やらには気を使い、肝炎やHIVなど当たり前に危険性の高い感染症を遷されない、遷さないとして日常的に患者さんごとに交換・廃棄・消毒・滅菌業務を行なってきました。
我々は歯科治療、歯の治療だけではなく、ご来院された方々からの感染を如何に防ぎ、拡散させないかということを日常的に普通に仕事の中心に置いております。
基本中の基本すぎてあまり見向きされませんが（たまにマスコミのネガティブキャンペーンの標的になりますが）日々コツコツと繰り返してきた仕事です。
そして我々は遠隔操作ではできない、人と接触しなければ行えない業務なので、その高い感染リスクをなんとかするのも仕事です。
誰にとってもウイルスは目に見えませんから不安が付きまとう毎日です。
緊急事態宣言が出され、日に日に状況が目まぐるしく変わっています。
不要不急の外出を避ける、とはまた個人間で尺度に幅があります。
当院は現在、通常診療を行なっておりますが、明日からどうなるかは社会情勢と同様不透明な部分も多いです。
自粛は大事ですし命も大事ですが、コロナにかからない事は手段であって目的ではありません。
コロナだから、の言葉の前で思考停止して何でもかんでもストップせずに、考え続け情報を集め続け対応し続け行動に移し続け今だけでなく少し先の日常を守ることも大事かと考えます。
かけまちコミュニティー歯科は地域の方々の健康増進が主たる事業目的の一つです。
健康とは身体的のみならず精神的、社会的な背景も含めます。
ですのでご予約に関しての相談はもちろん気兼ねなくご連絡いただければと思いますし、しんどい時期ですがみなさんと相互扶助で共に乗り越えていきたいと願っています。
ひとまずは今年も岡崎市の皆様とともに、安心して花火が見られるアフターコロナを思い描きながら勤しんでまいります。
