本文へスキップ
電話受付 9:00〜 0564-73-1881 24時間受付 Web予約はこちら 24時間受付 LINEで相談

歯周病と糖尿病(続き)

「歯周病と糖尿病」ということで、続きです。

 

前回書きました通り、歯周病が引き起こす炎症を抑えて治すことで、体内の免疫たちの働きを本来力を発揮してほしいことに使わせるといった考え方、とっても重要であることはお分かり頂けたと思います。

 

血糖値が下がりにくくなってきたら、インスリンを投与すれば済むと思われがちですが、そもそも歯周病を治療することが治療の近道になるということですね。

ちなみに、インスリンだけではありませんが、お薬というのはだんだんと効かなくなってしまいます。これは簡単にいうとカラダが薬に慣れてしまうからです。

糖尿病に対するインスリンもだんだんと投与量が増えてしまうようです。だからこそ、免疫の力を分散させることに繋がっている歯周病は早期に治してあげることが、自分のカラダに余計な負荷をかけず、将来的なお薬の投与量を増やし過ぎないことに繋がるということですね。

 

では、そもそも何故糖尿病というのがとっても注目されているか、皆さんはその理由をご存知でしょうか???

 

その理由は2つあって、糖尿病が重症化すると腎不全になってしまうことと他にも合併症といわれる他の病気を誘発するきっかけになるということです。

 

腎不全というと聞きなれないかもしれませんが、その治療である人工透析というとピンとくる方も多いかと思います。

 

糖尿病が進行すると腎臓にとっても悪い負荷をかけ続けることになってしまうようです。これは血糖値に関連していて、だから血糖値を下げるための薬を飲み続けることになるのです。そしてひとたび腎臓を悪くしてしまうと回復は見込めず、人口透析という処置をし続けないといけなくなってしまうのです。人工透析というのは、機械を使った血液のお掃除です。腎臓が健康であれば体内で血液のお掃除をするのですが、その機能が低下してしまうと機械を使ってお掃除をしないといけないはめになってしまうのです。

 

また、他の合併症と言われる様々な病気も大変やっかいなものです。代表的なのが目の病気です。血液中の血糖値が高いと全身の血管を通して色々な体内の器官に運ばれてしまいますが、目も同様で毛細血管から眼球や周辺組織に影響を及ぼしてしまうようです。最悪の場合、失明してしまうこともあるようで、糖尿病が原因で視力を落としてしまっている方は多くいるそうです。

 

もうお分かりの通り、糖尿病はヒトの生活に係るような病気に繋がっておりますので、色々な診療科目の医師が注目せざるをえない病気ということです。

 

最近では、各地域の中で「糖尿病連携手帳」というものは配布されています。既に糖尿病と診断されている方だけではなく、要注意状態の方も手帳に検査数値を記載して眼科や歯医者でも包括的にサポートしてもらいやすくするために用意されています。

 

是非一度、お住まいの地域での包括的な取り組みをチェックしてみてください。