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大人のむし歯が増える理由とは?加齢とともに注意したい“根元むし歯”

子どもの頃は「むし歯=子どもの病気」というイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし実際には、大人になってから新たにむし歯ができたり、治療した歯が再びむし歯になったりするケースは少なくありません。特に40~60代以降は、歯の根元にできる「根面う蝕(こんめんうしょく)」と呼ばれるむし歯が増えやすくなります。加齢に伴うお口の変化が関係しているため、年齢に応じた予防が大切です。

今回は、大人のむし歯が増える理由と、加齢とともに注意したい根元むし歯についてご紹介します。

根元むし歯とは?

通常のむし歯は、歯の表面を覆う硬い「エナメル質」にできることが多いですが、根元むし歯は歯ぐきが下がることで露出した歯の根(根面)にできるむし歯です。歯の根は「セメント質」や「象牙質」という組織でできており、エナメル質よりもやわらかいため、一度むし歯になると進行しやすい特徴があります。また、見えにくい場所にできるため、自分では気付きにくく、痛みなどの症状が出た頃にはかなり進行していることもあります。

年齢とともに根元むし歯が増える理由

・歯ぐきが下がりやすくなる

年齢を重ねると、歯周病や長年の歯みがきの影響などによって歯ぐきが少しずつ下がることがあります。すると、それまで歯ぐきに覆われていた歯の根が露出し、むし歯になりやすい部分が増えてしまいます。歯ぐきが下がること自体は珍しいことではありませんが、その分、根元のケアが重要になります。

・唾液の量が減る

唾液には、お口の中の汚れを洗い流したり、酸を中和したり、歯の再石灰化を助けたりする大切な働きがあります。しかし、加齢や服用しているお薬、ストレスなどの影響で唾液の分泌量が減ると、お口の中が乾燥しやすくなります。唾液の働きが低下すると細菌が増えやすくなり、むし歯のリスクも高くなります。

・詰め物や被せ物の周りがむし歯になることも

大人のむし歯は、新しい歯だけでなく、以前治療した歯にも起こります。長年使用している詰め物や被せ物は、経年劣化によってわずかな隙間ができることがあります。その隙間から細菌が入り込むと、「二次う蝕」と呼ばれる再発むし歯につながることがあります。一度治療した歯だから安心というわけではなく、定期的なチェックが欠かせません。

根元むし歯を予防するために

根元むし歯は進行しやすいため、毎日のセルフケアが重要です。歯ぐきとの境目はプラークがたまりやすいため、力を入れすぎず、歯ブラシを細かく動かしながら丁寧に磨きましょう。また、歯と歯の間は歯ブラシだけでは十分に汚れを落とせません。デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで、より効果的に清掃できます。さらに、大人のむし歯予防にはフッ化物の活用もおすすめです。フッ化物には歯質を強くし、初期のむし歯の進行を抑える働きが期待できます。年齢に関係なく、毎日の予防ケアに取り入れることが大切です。

定期検診で早期発見・早期対応を

根元むし歯は、自分では見つけにくい場所にできることが多く、初期にはほとんど症状がありません。歯科医院では、歯ぐきの状態や根元の変化、詰め物・被せ物の適合状態なども確認し、むし歯の早期発見につなげています。また、専用の器具によるクリーニングでは、ご自宅では落としきれない汚れや歯石も除去できます。定期検診を受けることで、小さな変化のうちに対応しやすくなり、大切な歯を長く守ることにつながります。

まとめ

大人のむし歯は、加齢による歯ぐきの後退や唾液の減少、過去に治療した歯の経年変化など、さまざまな要因が重なって起こります。特に歯の根元にできる根元むし歯は進行が早いため、毎日のセルフケアと定期的な歯科検診が欠かせません。年齢を重ねても、ご自身の歯で食事や会話を楽しむためには、早めの予防が何より大切です。お口の健康を守るためにも、定期的に歯科医院でチェックを受け、年齢に合わせたケアを続けていきましょう。

かけまちコミュニティー歯科では、患者さま一人ひとりに寄り添った丁寧な診療を心がけています。岡崎市で痛みに配慮した歯科治療をご希望の方、東岡崎駅周辺で通いやすい歯科医院をお探しの方は、お気軽にご相談ください。

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