以前よりも「歯と歯の間にすき間ができてきた気がする」「食べ物が歯にはさまりやすくなった」と感じることはありませんか?歯のすき間は、単に「年齢のせい」と思われがちですが、実は歯ぐきや歯を支える骨の変化、歯周病、歯の位置の変化など、さまざまな原因が関係していることがあります。
今回は、大人になってから気になりやすい「歯のすき間」が広がる原因と、注意したいお口の変化についてご紹介します。
なぜ大人になると歯のすき間が気になるの?
歯と歯の間のすき間が目立つようになる原因のひとつが、歯ぐきの変化です。歯ぐきは年齢や歯周病などの影響によって、少しずつ位置が変化することがあります。特に歯周病が進行すると、歯ぐきだけでなく、歯を支えている歯槽骨にも影響が及びます。歯を支える組織が変化すると、歯が動きやすくなり、歯の位置が変わってすき間が広がることがあります。また、歯ぐきが下がることで、歯と歯の間の根元部分に三角形のすき間が見えることもあります。いわゆる「ブラックトライアングル」と呼ばれる状態です。
「食べ物がはさまりやすい」のも変化のサイン
歯のすき間が広がると、見た目だけでなく、日常生活でも変化を感じることがあります。特に多いのが、食べ物が歯にはさまりやすくなることです。これまで気にならなかった場所に食べ物がはさまるようになったり、歯間ブラシを使うと以前より大きなサイズが入るようになったりする場合は、歯と歯の間の状態が変化している可能性があります。「食後に毎回つまようじを使うようになった」という方も、一度お口の状態を確認してみるとよいでしょう。
歯のすき間が広がる原因は「歯周病」のことも
大人になってから歯のすき間が変化してきた場合、注意したいのが歯周病です。歯周病は、歯と歯ぐきの境目にプラークがたまることで歯ぐきに炎症が起こり、進行すると歯を支える骨にも影響する病気です。初期には痛みなどの自覚症状が少ないため、「特に困っていないから大丈夫」と思っていても、気づかないうちに進行していることがあります。
次のような変化がある方は、一度歯科医院でチェックしてもらうことをおすすめします。
- 歯と歯の間に食べ物がはさまりやすくなった
- 歯ぐきが以前より下がったように感じる
- 歯が以前より長く見える
- 歯みがきのときに歯ぐきから出血する
- 歯が少し動くような感じがする
- 前より歯並びが変わった気がする
- 歯と歯の間のすき間が広がってきた
これらは必ずしも歯周病が原因とは限りませんが、お口の変化に気づくきっかけになります。
歯のすき間が気になったら、どうすればいい?
まず大切なのは、「年齢のせいだから仕方ない」とそのままにしないことです。歯のすき間が広がった原因を確認するためには、歯ぐきの状態や歯周ポケット、歯の動揺、歯を支えている骨の状態などを確認する必要があります。必要に応じてレントゲン検査などを行い、歯周病の進行度を確認することもあります。
原因によっても、必要なケアは異なります。歯ぐきの状態に問題がある場合は、歯みがき方法を見直したり、歯間ブラシやデンタルフロスなどを使用したりすることで、歯と歯の間を清潔に保つことが大切です。
一方で、歯周病によって歯が動いている場合などは、セルフケアだけで対応するのではなく、歯科医院で状態を確認し、必要な治療を受けることが重要です。歯間ブラシも「大きければよい」というわけではありません。すき間に合わないサイズを無理に入れると、歯ぐきを傷つけることがあります。自分のお口に合った清掃用具や使い方について、歯科医院で相談してみましょう。
大人のお口は「歯」だけでなく「歯ぐき」も大切
これまで歯科医院というと、「むし歯ができたら行く場所」というイメージを持っていた方もいるかもしれません。しかし、大人のお口の健康を守るためには、歯だけでなく歯ぐきや歯を支える組織の状態を確認することも大切です。「昔より歯のすき間が広がった」「歯ぐきが下がってきた」「食べ物がはさまりやすくなった」という変化は、お口からの小さなサインかもしれません。すき間そのものだけを見るのではなく、なぜその変化が起こっているのかを確認することが、これからも自分の歯を守るための第一歩です。
まとめ
歯のすき間が広がってきたように感じる場合、歯ぐきの変化や歯周病、歯を支える組織の変化など、さまざまな原因が考えられます。特に、歯の動きや歯ぐきからの出血、食べ物のはさまりやすさなどを伴う場合は、一度お口の状態を確認してもらいましょう。
当院では、地域の皆さまに安心して通っていただける歯医者を目指し、一人ひとりのお口の状態に合わせた診療やケアのアドバイスを行っております。歯のすき間や歯ぐきの変化が気になる方、岡崎市で安心して通える歯医者をお探しの方は、ぜひお気軽に当院へご相談ください。
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