小児の健康な身体作り

ビタミンD②

ビタミンDが欠乏してしまうと骨代謝にも関係してくるので、骨粗鬆症や小児の場合はくる病に繋がります。

くる病とはどんな病気なのか知っていますか?

くる病は骨の石灰化(骨を丈夫にすること)が妨げられるので骨が変形しやすかったり、歩き方や関節などにも影響がある病気です。

主にカルシウムやリンが骨再生には必須ですが、それらの吸収を高めるにはビタミンDが必要です。くる病の方へビタミンD投与をすることで、易感染症・貧血・好中貪食能の低下が改善されることがあります。

なので積極的にお子さんにはビタミンD摂取をおすすめします!!

骨粗鬆症の予防にも、若年期からからの十分なビタミンDの摂取が必要になります!

ただビタミンDを摂取しすぎてしまうと高カルシウム血症になってしまうこともあるので、摂りすぎには注意です。

他にも小児のアレルギー性鼻炎や花粉症、アトピーの方にもビタミンDの摂取をおすすめします。

血中ビタミンD濃度を調べるとアレルギー性鼻炎のお子さんはかなりの血中ビタミンDの欠乏状態であることがわかってるのと、アトピーの方はカテリシジンという抗菌タンパクも欠乏しています。ビタミンDが足りないだけで抗菌タンパク分泌がうまく出来ないので、それが風邪などの原因にも関係しているとも考えられます

ビタミンDの血中濃度は季節性変動があるので、これからの冬場でアトピー症状が悪化することが予想されます。早めにビタミンDを摂取しましょう。

⭐️コロナ対策でお家で遊ぶお子さんが増えて外で日光を浴びる時間が減ったり、日焼け止めを塗ることでビタミンDが合成出来ないことが多いので現代ビタミンDがかなり不足しがちです!洋服やガラス越しでも合成が出来ません。直射日光しか効果がないので日光浴がとても大切です☀️日光浴をすると免疫力もアップします!!

毎日30分でも日光を浴びましょう!!

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