予防歯科とは何か

日本では言葉こそ聞くようになった予防歯科。実践して頂いている方はまだまだ少ないように感じます。
岡崎市にお住まいの皆さまは、気にしていますでしょうか?

 

予防歯科の実践が少ないと感じる根拠としては、日本では歯医者への来院動機に虫歯になったから、痛みがあるから、というのが多いためです。結局、異常が出て自覚してから歯医者に駆け込むのです。予防歯科とは、虫歯や歯周病を未然に防ぐ、これにつきます。そのために歯や口の中を清潔に保つようにすることなのです。欧米の先進国、特にアメリカやスウェーデンなど、歯やお口の中に対する関心が高い国々では、歯の自然な美しさを保つために予防歯科が実践しその一環として歯医者に定期的に通うのです。スヌーピーで知られるアニメ「ピーナッツ」でも、子どものチャーリー・ブラウンが歯医者からの定期検診を促す電話に出て、「もう半年たったの?」とつぶやくシーンがあります。それくらい幼少時から、歯の健康を保つ習慣が根付いています。

当然ですが、一度虫歯になって削った部分の歯は、治療をしても元通りには再生しません。削ったところは元の歯の表面に比べて、虫歯が再発してくる危険性も高いのです。この事実からも予防歯科の重要性は分かります。家族でも兄弟でも、歯並び、口腔内の状態は必ず違いがあります。個々に個性がある部分だからこそ、予防をするために歯科医院で専門的な視点での検査や専門器具を使って汚れを落としてもらう必要があります。
当院でも当然ながら予防歯科を掲げていますので、歯垢を取り除いたり、フッ素を塗ったりと処置をさせて頂きます。また歯磨きの指導をしています。虫歯もないのに歯医者に料金を払うなんて、と思わずに、年に数回の専門予防を行って、先々の大掛かりな歯科治療費がかからぬよう、努めていきましょう。

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