歯ブラシの保管方法について

皆さんは歯を磨いた後の歯ブラシをどうやってお手入れして保管していますか?

お口の清潔を守る歯ブラシは、保管の方法を間違えると細菌が繁殖して非常に不潔な状態になります!

お口の中には何百種類もの細菌がいるので、歯磨きの後に歯ブラシを丁寧に洗ったとしても、その細菌を全部なくすのは不可能です。

毎日歯を磨いて口の中の歯垢や雑菌を洗い落としてるのに、その時に使う歯ブラシが汚いままだと、どんなに丁寧に歯を磨いても問題があります。

 

大切なことは歯ブラシについた細菌が増殖しないようにすることです!

ついやってしまいがちですが、こんな歯ブラシの保管方法はNGです。

 

・毛先を下にしてコップに入れる

歯ブラシの毛先が乾かずに雑菌が繁殖しやすくなります。

 

・ユニットバスや洗面台の収納の中に保管する

棚の中などにしまって保管すると風通しが悪く、乾燥しずらいので乾燥するまでは風通しの良い場所に置いておきましょう。

 

・複数の歯ブラシと一緒に保管

歯ブラシの毛と毛が触れ合い細菌感染を起こす可能性があります。

できれば1本、1本を別々に保管しましょう。

 

・歯ブラシキャップにをしている

キャップをしていると、どうしてもキャップの中に湿気が溜まりやすいです。持ち運びの時以外はなるべくキャップはしないようにしましょう。

 

・同じ歯ブラシを使い続ける

長い期間使う分だけ菌は増え続けていきます。個人的な感覚で毛先がバサバサしてきたら交換するという人が多いと思いますが、衛生的には1ヶ月に1回を目安に交換するのが良いです。

 

 

〜歯ブラシの洗い方〜

歯磨きが終わったら、歯ブラシはコップなどに貯めた水ではなく、流水でしっかりと汚れを洗い流してから保管しましょう。

歯ブラシの根元部分は汚れが落ちにくいので、食べカスなどが残っていないか確認しながら、指を使ってしっかり揉み洗いしましょう。

そして、しっかり洗うのと同じくらい重要なのがしっかりと乾燥させることです!

早く乾燥させるために清潔なタオル、キッチンペーパー、ティッシュなどで拭いておくのもおすすめです。

時間があれば、ドライヤーで完全に乾燥させると効果的です。歯ブラシによっては熱に弱い物があるので、冷風か送風で乾かすのがおすすめです。

ドライヤーが出来なくても、風通しの良い場所でブラシの毛先を上にして立てて保管するのも良いでしょう。

 

歯ブラシを除菌した状態で保管すれば菌が繁殖する心配はありません!

このように歯ブラシを正しく洗って保管することは、お口の中のトラブルだけでなく、風邪などの病気の予防にも効果があります。

お家での歯ブラシの保管方法に思い当たる部分はあったでしょうか?少しでも参考になり、ご活用していただければ幸いです。

お口のことで不安やお悩みがございましたら、お気軽にかけまちコミュニティー歯科へご相談下さい♪

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