愛知県岡崎市元欠町1丁目12-1

かけまちコミュニティー歯科

0564-73-1881

ようやくの年間セミナー開始

2020.06.23

宣言が解除され、少しづつですが元の生活が戻ってき始めたように感じます。
もちろん全てが元通りにはなりませんし、失くしたものはあまりにも大きいようにも感じますが、それでも一歩づつ前に進んでいかなければなりません。
今回のコロナ禍に学んだことを生かして、より安心安全な仕事をしていくことを肝に銘じております。

さて、そんな中ですが、4月から予定されていた博多での通年セミナーが、2ヶ月遅れですが無事にスタートしました。
土日の2日間を毎月受講するのですが、博多は遠いので金曜の業務後すぐに新幹線で向かわせていただきました。
ついたのは11時すぎ。
いけないとわかっていても、博多といえばやはり、ということで深夜ラーメンから始まりました。


中洲もコロナの影響がまだ抜けきっていない様子で、金曜日の深夜にしてはとても閑散としていました。

私はセミナー遠征時、必ずランニングシューズとウェアは持っていくようにしています。
今回も食べて座って勉強ばかりではいけませんので、早朝から博多ラン!


初日はペース配分をミスしてしまい、途中で右足を痛めてしまいました、、、ミスです。

そのままセミナーへ。
2年前の診査診断セミナーのアドバンスにあたる今回のコースは、去年のアリゾナ研修で学んだspearのコンセプトにも一貫して通づるものです。
データギャザリングの重要性の再認識、本当に価値のある治療というものは、など実習が一切ないディベートオンリーの一風変わったコースになっております。
全国の猛者にもまれて、自分も少しでもレベルアップしたいと思います。

2日目の朝もしっかりランニングしました。
痛めた足は、なんとか持ち直したので博多の海まで出向くことにしました。


アンパンマンミュージアムを経由して、櫛田神社でお参りしました。



なで牛がこんなところにも。

お昼ご飯は自由なので、初回は一蘭を手堅く押さえました。

来月は自分のプレゼン登板が回ってきます。
今からしっかりと準備をして臨みます!

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福岡でのセミナー

2020.02.02

1月最後の水曜日に、私が所属しているNSCというグループの定例会が福岡でありました。

診療後、急いでセントレアへ向かったのですが、搭乗予定の便がまさかの欠航。。。

飛行機の都合がつかなくなったとか。そんなこともあるのですね。

仕方がないので今回は欠席とも考えましたが、2時間後に振替便があったので、少し遅れてですが無事に福岡空港へ向かうことができました。

内容は10代の女性の前歯の部分の治療についてでしたが、非常に難症例で実際に目の前にこのような方が現れたら、と考えると悩んでしまいます。

アメリカと日本では環境が違うので、最終的な治療法選択も変わってくる場合がありますが、最先端のお話も聞けてとても刺激を受けました。

次の日は休診でしたので、少しゆっくり目の飛行機を予約してましたので、朝は福岡空港を1周ランニングできました。

旅先のランニングはやはり普段よりもいい気持ちで走れるので良いです。

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Facially Generated Treatment Planning workshop

2019.11.17

こんにちは、院長の吉田です。
さる11月9日から3日間、私はアリゾナにある世界的な歯科教育機関、Spear Education にて診査診断の基礎であるコンセンサスを学んでまいりました。
その間、医院を空けまして一部の方にはご迷惑をおかけしました。

そこまでして学びたかったものがありました。
アメリカは医療が進んでいることもありますが、日本との決定的な違いは歯科医療の立場です。
人気の職業ランキングにもそれは如実に現れており、アメリカでは歯科医師、歯科衛生士は不動の上位、歯科技工士もランキング一桁。
対して日本ではどちらかと言えば敬遠されており、歯科衛生士、歯科技工士とも不足傾向です。

何事にも理由があると考えていますが、アメリカでそれだけの地位を築く歯科医療の本質の断片でも吸収できればと昔から考えておりました。
今回その機会を得ることができましたので、この場を借りてご報告いたします。

タイトルのFacially Generated Treatment Planning(FGTP)は、要は顔貌から最適な治療計画をスタートしていきましょう、というもので虫歯や痛みの治療というものとは少し概念の次元が異なります。

治療のゴールはあくまで一生涯にわたる安定。
歯単独ではなく一つの口を包括的に考え治療、維持していくコンセプトになります。

専門的な話になりますので詳細は割愛いたしますが、とにかく正しい診断を下すにはちゃんとした資料採得を元に診査する必要がありますよ、という至極真っ当な見識です。

今回のworkshopは一番の基礎となるとても重要な部分で、当院でも毎日資料採得を行っておりますが、そちらの再確認とディスカッションがメインでした。

近年アメリカでは特に歯科治療と気道(呼吸)の関係が大変注目されており、中でも睡眠時無呼吸症候群は経済的損失も大きいことからその診査プロトコルなどはとても興味深いものになっております。
おそらく10年のうちに日本にもその波がくることはほぼ確実に予見されます。

来年は話題の気道、Air wayのseminarおよびworkshopへ参加する予定をしており、今から予習に余念がありません。

私は英語は昔から苦手で、欧米諸国の方が医療が進んでいることは重々承知してましたが、言葉の壁が邪魔をしてどうしても敬遠してました。

今回、勇気を出して20時間かけて渡米しまして、言葉はさっぱりでしたが非常に大きなものを得ることができたように思います。
言葉の壁は高いですが、乗り越えさえすれば新たな世界が広がっていることを実感しました。

勉強はもちろん続けながら、今の自分にできる最大限を模索し続けていければと思います。

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