医科歯科連携と診査診断と予防と、、、

先週今週と、週末は医院のスタッフさんや代診の先生と一緒にセミナー受講をしてきました。

院長の私がセミナーなどがない週末の方が少ないのですが、スタッフみんなはそんなこともなくお休みです。

そこで起きる歯科医院あるあるの一つに、月曜日は院長ひとりがやたら新しい意欲に燃えているがみんなは休み明けのテンションなので、モチベーションの高低差で耳がキーンとなる、というのがあります(笑)

あまり良いことではないですし、私が聞いて学んだことを上手にみんなに伝えられれば一番良いのですが、なかなかそのための時間確保は難しいので、一番手っ取り早く確実なのが一緒に学ぶことです。

先週は医科歯科連携のセミナーでした。

糖尿病の専門医の先生や皮膚疾患に明るい先生方のお話を拝聴し、歯科の深い可能性について考えさせられました。

こちらは私一人で受講してきましたが、今週末は衛生士さんたちと一緒に大人の齲蝕予防について講演を聞いてまいりました。

大人のなんとか、は近年いろんな媒体でもよく見かけますが、大人の齲蝕事情はそんなに楽しいものではありません。

昭和55年、1980年の頃の高校生は、実に95%の人がむし歯になっていたという時代で、その世代が今や60歳を目前にしております。

最近の子供たちはむし歯がかなり減ってきていますが、これから人口が減って団塊の世代が後期高齢者に差し掛かる頃には、大人のむし歯、いわゆる一つには歯茎が下がって歯の根が露出してできる根面むし歯、などが悩ましい問題の一つとして増えて来ることが予想されます。

それらに対して歯科医院がチームとしてどのようにマネジメントして、予防のお手伝いができるかを考えさせられるお話を衛生士さんと一緒に聞くことができて有意義でした。

また、私はダブルヘッダーでしたので途中で抜けて別会場の診査診断セミナーを再聴講しました。

代診の先生にもこのフィロソフィーを学んで欲しかったので、彼は今年一年毎月土日はまるまる勉強です。

宿題もたくさん出るので、僕も復習しながらお手伝いできれば一石二鳥なので、今年も学びの年として一緒に頑張っていきたいと思います。

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