上のウェットスーツを脱ぎつつ、バイクギアバッグを片手に更衣エリアへ。
下のウェットスーツを脱ぎ、足の砂を大きな水桶で落とし、ギアバッグの中のタオルで拭いてから靴下、シューズを履く。
ウェットの下に来ているトライスーツは、メッシュ素材の速乾性で身体にフィットしています。
バイクのためのクッションパッドも股の間に仕込んであり、これが絶妙な薄さでランの時も邪魔になりません。
なのでそのままヘルメットを被り、ウェットスーツ、ゴーグル、キャップをバイクギアの中に入れ、スタッフへ預けたらバイクをピックアップ。
そこで用意していたOS1ゼリーを一気に流し込み、さあ、いよいよ180kmの長い旅路へスタートです。

3つのパートの中では一番時間のかかるパート。
今回は練習も一番時間を割きました。
朝少し痛めた腰がちょっと心配ですが、正しい姿勢でライドすれば大丈夫なはずなので、とにかくフォーム意識で乗りました。
コースの函館江差自動車道は、車にとってみれば平坦でも、いざ自転車で走るとなると、それなりのアップダウンがあるコース。
特にICの乗り降りはかなりの勾配。
そして、意外と荒れた路面のところもあるため、パンクに気をつける必要があります。
念の為、修理キットも携帯して走りましたが、少なくない人がパンクなどのメカニックトラブルに遭っているのを見かけました。
私は幸いにもパンクはしませんでしたが、結構尿意を催したため、何度もトイレに行くことになりました。
しっかり水分塩分エネルギーを摂る意識は持ってましたが、少し煩わしかったです。
まあ、良い休憩だと思うことにして、割り切ってトイレ行ってましたけどね。
我慢しながら漕ぎ続けると、変なところに力が入るため、結果的に良くないことになるのは経験則で知ってました。
コースは20kmごとに標識が出ます。

70km地点に差し掛かったところくらいで、急に疲れをどっと感じました。
足も攣りそうな気配が出てきて、これはまだ100km以上残っているのに大丈夫かな?と不安になりました。
こういう時はあまり頑張らず、ペダルと足の間にスポンジが挟まっている感覚でゆるゆる回すことを意識しながら漕ぐことにします。
そうこうしているうちに、100kmに差し掛かってきたあたりで徐々に調子が戻ってきました。
ロングの場合はよくあることらしく、だんだん練習を思い出して楽しくなってきました。

ここからはそれなりにペース配分を意識しながら、そこまで苦も無く180kmを走り切ることができました。

事前に準備したスペシャルドリンクは全て飲めたし、塩もしっかり摂りました。
腰はちょっと黄色信号でしたが、なんとか気力を持ったまま最後のランパートです。
太陽はまだしっかり出ており、日差しが強かったのを覚えてます。
