今年の2月にフルマラソンの2週連続出場を経て、走り方やフォームに対する意識が変わりました。
足が痛くなるのは、オーバーワークもありますが、そもそも痛くなる走り方をしている、ということです。
実際、左足のアキレス腱が痛くて辛かった時、今まで教えられてきたことや学んできたこと、自分の走りの中で培ってきたことを総動員して考えながら走った結果、痛みは克服できました。
9月のアイアンマンは過酷なレース展開が予想されます。
スイム、バイク、ラン、それぞれ長く動ける基本のフォームの重要性をより意識して練習しなければならないと思いました。
そこで、ランに関してはワラーチサンダルに辿り着きました。
先日の岐阜清流ハーフマラソンの時も亀仙人の格好したおじいちゃんがそうでしたし、振り返ると1レース中1度はワラーチで参加している強者を必ず見かけます。
最初はマニアックだなと流し見していただけですが、こうも毎回1人はワラーチを見かけるので、何か”良さ”みたいなものがあるのかなと、少し調べることにしました。
✅ 裸足感覚で歩ける
- 最小限の素材で構成されており、地面をしっかり感じられる。
- 自然な歩行や走り方を促進し、足の筋肉を鍛えるのに効果的。
- 長距離走で足指の爪が痛まない←これは重要!
✅ 足本来の動きを取り戻せる
- アーチの形成、足指の独立性、着地衝撃の吸収など、足本来の機能を活性化。
- 外反母趾や偏平足の予防・改善にも役立つとされる。
この辺りに魅力を感じました。
普段の練習はこれを使うことで、いわゆる大リーグボール養成ギプス的な働きを期待できるのでは?と考えました。
ただ、クッションが効かない分、足への負担がかかるのと、鼻緒の部分の痛みが非常に心配でした。
特にビーチサンダルには今までいい思い出がなかったので、絶対痛いのではないかなと。
事前に、鼻緒の痛みはブレーキのかかる接地をしなければ大丈夫という、ランニングの基本を意識することが重要であることを認識してとりあえず走ってみました!
結果、10キロくらいなら余裕でした✌️

多少、ふくらはぎあたりの負担はありますが、鼻緒も痛くならず、むしろこれからの季節は快適かもしれません。
雨で靴が濡れても平気ですし、靴下を履かずにすぐに走り出せます。
持ち運びも便利で、なんだかとても気に入りました。
しばらくは使ってみようと思います!