院長が、アトランタにて11月13日〜16日に開催されたアメリカ口腔インプラント学会(AAID)年次総会にて
”Associate Fellow member”の資格、わかりやすく表記すると認定医の資格を取得いたしました。
AAIDは世界で最初のインプラント歯科学の団体で、1951年設立です。
したがってAAIDは米国のインプラント専門医制度において、最も古くかつ信頼されていると考えられます。
AAIDに認可された公式の研修コースを合計300時間修了し、その上でWritten Examination(筆記試験)を受験します。
それに合格後、Oral Examination(口頭試問)を受験し、これに合格すれば、晴れてAssociate Fellowになれます。
コロナを境に、筆記と口頭試問がzoom対応となり、受験のために海外へ行く必要がなくなりその点は助かりました。
しかし、アメリカというのは資格について厳しい国です。
筆記試験も口頭試問も、受験する部屋の条件指定、受験前のカメラで部屋中の点検、カンニング防止のため休憩の度に全てのポケット、メガネ、耳のチェック、かなり徹底的でした。
もちろん言語はすべて英語。
同時期に受験した日本の先生も、残念ながら何人かは合格できなかった結構な難関でした。
2年前の4月から研修をスタートし、今回無事にストレートで資格取得に漕ぎ着けました。
私のようにAAIDで初めて資格取得した学会員は、11月の年次総会で1人づつ表彰されます。
非常に良い経験となりました。
学会での発表も、現在のインプラント治療世界基準を学び、これからの臨床に還元していきますので引き続きよろしくお願いします。