こんにちは。院長、吉田圭吾です。
先日、歯科麻酔に関わる認定を受けるための研修セミナーを、当院の衛生士と受講してきましたのでご報告します。
当院では、患者さんが安心して治療を受けられるように、色々な工夫をしています。
そこで今日は『歯科衛生士が麻酔をすること』についてお話ししたいと思います。
あまり馴染みがなく、少し不安に思う方もいるかもしれないですが、これを読んで少しでも安心してもらえたら幸いです。
１. 歯科衛生士は麻酔ができますか？
まずはじめに結論です。
歯科衛生士が麻酔を打つことは、歯科衛生士法、つまり法律で認められています。
歯科衛生士が局所麻酔を使うことについて、知らない方も多いかもしれませんが、実はこれはれっきとした診療補助行為であるため、歯科衛生士の業務範囲です。
ただ誰でもできるわけではなく、しかるべき訓練を受けた歯科衛生士が、歯科医師の指示を受けて行います。だから、患者さんが安心して受けることができます。
２. どんな時に歯科衛生士が麻酔を使うの？
例えば、歯の治療やクリーニングの時、痛みを和らげるために麻酔を使うことがあります。麻酔を使うと、治療が楽になるので、痛みを感じずに治療を受けられます。担当の歯科衛生士は、麻酔の使い方をしっかり学んでいるため、麻酔を打つ前に患者さんの状態（血圧や脈拍、体温などのバイタルサイン）を確認しながら、慎重に行います。
３. 歯科衛生士が麻酔を使うとどんな良いことがあるの？
歯科衛生士が麻酔を行うことにより、何がいいかというと、まず診療がよりスムーズになります。歯科医師が他の大事な部分に集中できることによって、速やかに治療が進んで、結果患者さんの負担も減ります。また、歯科衛生士は患者さんとしっかりコミュニケーションをとりながらリラックスしてもらうことにも気をつけているので、よりリラックスして治療を受けることができます。
４. 安全性についての取り組み
もちろん、患者さんの安全が一番大切です。当院では、歯科衛生士が麻酔を使う時は、必ず歯科医師がしっかりと指導しています。そして、担当スタッフは定期的に研修を受けて、最新の知識と技術を身につけています。だから、安心して治療を受けてください。
５. まとめ
看護師が採血するように、歯科衛生士が麻酔を使うことは、実は珍しいことではありません。正しい訓練を受け、法に則した環境を整えているので、安心して治療を受けていただけます。もし何か不安なことがあれば、遠慮せずにスタッフに聞いてください。私たちスタッフ全員、皆さんが安心して治療を受けられるように全力でサポートします。